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とある愚者の転生記
リリカルなのは編
第十三話 フェ、フェイト・テスタロッサです。この子はアルフ
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 母さん、いつも「のび太」って言ってるのに、「のびちゃん」に変わってますよ!



 リニス達のいるリビングから離れ、2人でキッチンに行き話します。



 結論。



 既にリニスのことはばれてました!
 俺が魔法を使えることも知られてました!
 というか、母さんも魔法使いでした!?

 HAHAHAHAHAHAHAHA。
 なんか同僚の名前に「タカミチ」とか出てきたんですけど!
 魔法先生じゃなくて「悠久の風」の所属でしたか、「紅き翼」じゃなくて良かった!



 な、何だか色々残念だ。
 とりあえず、即バレしてたらしいリニスには、色々OHANASHIしないとな!
 あ、あと父さんは魔法を使えない一般人らしい。魔法のことや俺やリニスのことは既に知ってるらしいけど。
 全然気付かなかったや。



 そんなこんなで、フェイトの捜し物の目途は立ったということで、夕飯を御馳走し、フェイトとアルフは泊まっていった。

 翌朝、予定通り、フェイトにジュエル・シードを1個だけ渡し、交渉というか、残りを渡す条件の確認のため、プレシアに時の庭園で話しがしたい旨を伝えてもらうため帰ってもらった。
 どうも、リニスと別れた後にやって来た男オリシア・シュバイツァのおかげでプレシアとフェイトの親子仲は修復し、アリシアのことやフェイトの生い立ちのことも知った上でアルハザードに行くつもりらしい。
 まぁ、それで皆が納得しているならかまわないので、後はアルハザード渡航時の次元震による被害と闇の書のポイ捨て封印の2点を交渉時に詰めることだな。
 オリシアとか言う奴が変にからまないでくれればいいんだが………。
 もしかして、これがフラグか?



 それから、学校で進展があったことだけ話し、放課後、月村邸に集まることにした。学校で話さなかったのは、話しが長くなるのと忍さんにもう一度話すことになるのが面倒だったからだ。

 で、月村邸に俺、リニス、すずか、アリサ、頼人、はやて、忍さんが集まり、フェイトと話しができたことから、魔法が既に俺の家族にバレたことまで話した。
 ちなみに家族的には、すずかのところは忍さんとメイド2人、アリサのところは両親と筆頭執事の鮫島さんに話しており、新たに俺の両親が加わったカタチだ。
 ちなみに俺の父は、月村家とバニングス家の共同出資の宇宙開発研究所に勤めており、宇宙進出のためのマルチフォーム・スーツを研究開発しているらしい。ちょっと前に、「横浜がどうの〜」とか話していた。


「「「よかった〜」」」というのが、頼人・すずか・アリサの全て話したときの第一声だった。それは、フェイトの境遇もあれば、フェイト達と戦わなくて済みそうだということもあるだろう。

 とり
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