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Fate/WizarDragonknight
赤と青の敵意
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ちを切り払い、ファントム本体へ肉薄する。ウィザードの背後より襲おうとするグールたちは、可奈美と可奈美が受け持った。

「ほう。悪くねえな」

 ファントムがウィザードの剣に、そんな感想を返した。

「雑魚ファントムどもが何体もやられたって聞いたが、確かにこりゃ普通のファントムじゃ負けるな」
「お前もその仲間になるんだよ?」

 ウィザードは突き刺すが、ファントムが剣の腹で受け止める。

「悪いな。オレは最強のファントム、フェニックスだ。テメエの連勝記録もここまでよ」

 フェニックスと名乗ったファントムは、そのままウィザーソードガンを弾き、そのウィザードの体を斬り裂く。

「ぐっ!」

 バックに戻りながら、ウィザードは指輪を入れ替える。

『ビック プリーズ』

 いつも使っているジャブ。その魔法により、巨大化した手がフェニックスを握りつぶそうとする。しかし、フェニックスは炎を纏った大剣で、それを薙ぎ払う。

「……コイツ……」

 ウィザードは、ソードガンの手のオブジェを開放する。

『キャモナスラッシュ シェイクハンズ キャモナスラッシュ シェイクハンズ』

 握手をするように、そこにルビーの指輪をかざす。

『フレイム シューティングストライク』
「はああああああ!」

 炎を纏った斬撃。魔法により、それは空を斬りながらフェニックスへ向かう。
 だが、フェニックスの剣は、ウィザードの想像を超えていた。縦に一閃、スラッシュストライクの偃月は真っ二つになってしまった。

「こんなもんか? ならそろそろ、オレ様の番だな」

 フェニックスは肩にその大剣を抱えた。悠々と、ウィザードとの距離を縮める。
 振り上げられる大剣。だが、その間に入る影があった。

「ハルトさん!」

 可奈美が、フェニックスの攻撃を受け流していた。そのまま彼女は千鳥で、フェニックスへ応戦する。

「へえ……面白え。ただの人間ごときが、ファントムに敵うわけねえ!」

 すると、フェニックスの目線は完全に可奈美へ移った。彼女へ炎の斬撃を何度も何度も繰り返していく。可奈美はそれらを受け流しているが、いつもとは違い、明らかに彼女の表情に焦りが浮かんでいた。

「重い……!」

 可奈美の弱音を、ウィザードはこれまで耳にした記憶がなかった。何度も描かれる軌跡が、可奈美のピンチを実感させる。

「このっ!」

 可奈美はフェニックスの剣を受け止めたまま、腰の位置に固定する。
 その瞬間、彼女の写シが白い霊体より赤いものへと変化していく。

太阿之(たいあの)(つるぎ)!」

 可奈美の主力技である、赤い斬撃。だがそれがフェニックスに届く前に、彼の体が変化する。
 フ
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