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ドリトル先生と琵琶湖の鯰
第十幕その十二
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「環境もわかるよ。環境に無関心もよくないけれど」
「過剰になることも駄目だよね」
「そのこともね」
「かえってよくないよね」
「そうした人もいるね」
「菜食主義も過ぎたり人に押し付けると」
 自分はいいと思っていてもとです、先生は言葉の中にこの言葉も入れてそうして皆にお話をするのでした。
「その場合はね」
「害になるよね」
「お薬も毒になるけれど」
「環境や菜食についでもね」
「同じだね」
「そうだよ、そうなるから」
 だからだというのです。
「中庸、つまり程度を理解してね」
「それを守る」
「そのことが大事だよね」
「何といっても」
「そうだよね」
「何でもね」
 環境や食事もというのです。
「それが大事だよ」
「若しそれを間違えると」
「他の人にも迷惑をかけるし」
「環境にとってもよくなかったりするよね」
「かえってね」
「あまりにも腐ったヘドロには微生物すらいなくなるよ」
 先生はこうも例えました。
「そしてあまりにも奇麗なお水にもだよ」
「微生物すら住めない」
「奇麗過ぎることは汚過ぎることとは変わらない」
「どちらも過ぎることだから」
「同じなのね」
「だからね」
 その為にというのです。
「僕達はそのことも気をつけないとね」
「程々って大事だね」
「まさにね」
「そして先生はいつもそのことを気をつけている」
「そうだね」
「うん、僕もね」
 本当にとです、先生は皆にお話しました。
「いつも気をつけているよ」
「うん、それも先生だよ」
「程々が出来ることがね」
「決してやり過ぎない」
「それも出来ているからね」
「無理もしない様にしているけれど」
 それはどうしてかといいますと。
「それは無理をしたら後で来るね」
「確かにね」
「それはあるね」
「かえって後で動けなくなってね」
「ペースが落ちたりとか」
「だからね」
 その為にというのです。
「僕はいつも無理をしないでね」
「程々だね」
「程々でやってるね」
「何でも」
「そうしているね」
「そうしているんだ、ただね」
 先生はここで少し苦笑いになってこうも言いました。
「紅茶、特にミルクティーはね」
「飲み過ぎるんだ」
「お茶については」
「ついつい」
「そうなってしまうね」
 大好物のこちらはというのです。
「お砂糖を入れている時でも」
「ああ、あるね」
「先生いつも紅茶飲み過ぎるね」
「特にミルクティーはね」
「凄く飲むね」
「それだけはだね」
 こう自分で言うのでした。
「それは」
「まあそれ位はいいんじゃない?」
「紅茶位は」
「ついつい飲み過ぎても」
「その分動けばいいしね」
「そうなんだね、じゃあこれからもね」
 まさにと
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