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機動戦士ガンダム・インフィニットG
番外編「MS学園文化祭」
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 「僕は紳士だ! ちょっと思春期から抜けだすのが遅かっただけの紳士なんだ!!」
 「え〜い! 南無三ッ!!!」
 すると、追いかけていてはらちが明かぬと、サイサリスは最後の切り札。「アトミックバズーカ」を肩へ設置し、デジタルスコープから映し出されるコウが逃げる後姿をロックオンした。
 「青春よ! 私は帰ってきたぁー!!!!!」
 そのときだ。
 「ど、どいてくれぇ〜!!!」
 そんなサイサリスの元へクワトロが突っ込んできた。
 「どくんだ! どいてくれ〜!!」
 「きゃ、キャスバル王子!?」
 とたん、探し求めていたキャスバルことクワトロ・バジーナと偶然接触する形になってしまった。
 そして、クワトロは目の前にサイサリスを見てこう叫ぶ。
 「お、おまえは……どけ! 邪魔だ``ソロバン``の悪夢!!」
 「ソロモンですッ!!」
 「修正してやるぅ〜!!!!!」
 「「え?」」
 赤いオーラに包まれたウェイブライダーがガトーとクワトロめがけて突っ込んできた。
 そして、アトミックバズーカから放たれたミサイルがウェイブライダーの先端に直撃し……
 「うわぁ〜!!」
 その爆風にコウは吹き飛ばされる。
 ここ一帯に巨大なキノコ雲が上がりだした。かくして、MS学園の文化祭はこうして幕を閉じた。

 「ああ……僕、しーらないっと」
 最後にこの惨状を目にアムロは背を向けて、ハロを抱えながら明沙のもとへ歩いて行った。
 「ねぇ、アムロ」
 「ん?」
 「次はIS学園の文化祭へ行こうよ」
 「そうだね。ここよりかはまともだと思うから」
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