暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
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そのままキリトは口を開く。

「ああ。だが俺が知りたいのは













































































お前とユウキの関係だ!」

それをキリトが言うと風が吹き木の枝や葉っぱを揺らす。そしてそのまま沈黙が支配する。
キリトが睨みつける中、僕はふっ、と笑い。

「知りたい?なら…。」

僕は大鎌を片手に持ち、紅い月をバックに木の枝からゆっくりと降り立つ。
…それはまるで見るものを絶望させる死神が地上に舞い降りた恐怖感があった。

「僕に勝ってみてよ?…黒の剣士。」
「…。」

するとキリトは二本の剣を取り出す。一つは黒いリズの会心の作の片手剣。もう一つはエクスキャリバー。
僕はその姿勢をみて口元を吊り上げる。そしてデュエル申請のウィンドウが出て、デュエル開始のカウントダウンがなる。
僕は口元を吊り上げたまま。

「…本気で潰すよ。キリト。」
「やってみろよ。スノー。」

カウントダウンが0になると…二刀流の剣士と音の死神は同時に敵に向かい駆け出した。
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