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剣の世界の銃使い
過去との再会
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衛してた一人で、その翌日にクロノとデュエルしてた人でしたっけ・・・?」

「そう!それで・・・」

クラディールはアスナ崇拝教(俺が勝手に名づけた)の一人だったし、二人が一緒にいるのを快く思ってないんだろうな。店で会った時もただ話してるだけで、言いがかりつけてきたしなぁ。でもデュエルでは圧倒的に負けたのだし、潔く引いてくれないものかねぇ。
俺が呼ばれた理由がだんだん読めてきた。

「つまり、クロノが心配で、でも自分が行くと示しがつかないから、ギルドの人じゃなくて、尚且つ暇な奴が必要だった、と。そういうことですね?」

「あ、あはははは。暇とまでは言ってないんだけど」

あれ、俺これ断っても問題無いんじゃないか?いきなりメッセージ飛んでくるから、何事かと思ったら、ただの心配症で、ストーカーまがいの事をしろとは。

「はぁ・・・・。副団長権限でなんとかならなかったんですか」

「言ったんだけど、あのゴドフリーだから・・・」

ああ、脳筋ってことか。よく居るんだよな、理屈云々聞かない人。自分の見聞きしたものしか信じないのも悪くはないが、それも行き過ぎると困る。

「俺にも予定あったんですけどね・・・・。これ、迷宮区の方向ですよね」

今日は一日シリカと、ごろごろイチャイチャしてようと思ったのに。
位置を確認するために、もう一度アスナさんのマップを覗き込んだ瞬間、周りにあったプレイヤーアイコンが一個消えた。

「「!!!」」

アスナさんとほぼ同時に走り出す。見た時には周りには敵はいなかった、つまりPK・・・・。

「先行きます!俺が先行して動き止めるんで、回復の方お願いします!」

「お願い!」

敏捷値では俺に追いつける人はそうそういない。アスナさんを後ろに残して、全力で走る。自分でもマップを開きキリトの位置を見つけるが、かなり奥まで進んでいて、俺の全力でも数分はかかる・・!
走りながら、狙撃銃の方を出して装備を整えていると、

「クソッ・・・!!」

また一つアイコンが消える。キリトじゃない奴だが、だからと言って殺されていいわけじゃない。まだか、まだ見えないのか・・・!!

「あれか!!」

やっと視界に補足する。ここまで近づければ、狙撃可能。スキル変更までしてる余裕はない、すぐに構えて、クラディールを狙う。
狙いは腕、または武器なのだが、動いてるせいで狙いが定まらない。下手に足とか狙ってキリトの方に被弾したんじゃどうしようもない。
落ち着け、落ち着け・・・・人の命がかかってるんだ・・・・。俺は、もう二度とあの光景を繰り返さないために、ここまで強くなってきたんじゃないのかよ・・!

「今っ!」

自分の力量を信じ、引き金を引く。嫌に自分の放った弾丸が遅く感じる。あとは
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