暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第4話『蛇と火の鳥』
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スターのレッドガルーダが帰還し、発見したものを報告する。
「みんな、どうやら魔女だけじゃなくて、ファントムも現れたらしい。行くぞ。」
晴人達はレッドガルーダに案内されて目的地に向かう。

「ちっ、また生まれたのは魔女か。」
「もしかして、私達はあいつに騙されているんじゃないの?」
晴人達が目的地に着くと、二体のファントムが新しく生まれた魔女、記憶の魔女を見て残念そうに見ながら撃破する。
「お前達、フェニックスにメデューサか!?」
晴人達は警戒する。
「誰かと思えば、指輪の魔法使いか。まったく、僕をあんな脳筋野郎と一緒にしないでほしいな。」
「私の方こそ、あんな性悪女と一緒にしないでもらえる?」
「僕はファントムの朱雀。」
「私はファントムのゴルゴン。私達もファントムが生まれなくて大変なの。あなた達の相手をしている余裕はないわ。」
二体のファントム、朱雀とゴルゴンは呆れるように言う。
「それで、今は何を?」
フェイトはバルディッシュを構えながら朱雀達に質問する。
「僕達はあいつの口車に乗せられて、魔女のいた世界にファントムを送り、その代わりに魔女をこちらの世界に連れてきてもらった。その結果、ゲートになるのは常に子供なうえ、絶望させてもファントムが生まれずに魔女しか生まれない。僕達はあいつに騙されたんだ!」
朱雀は苛つく。
「それで、そのあいつとは、一体誰のことですか?」
「僕達を騙して、この世界の絶望のエネルギーを独り占めしようとしている奴はキュゥべえだ。あいつの所為で、僕達ファントムは壊滅状態だ!しかも、ファントムを向かわせた世界でも仮面ライダーがどんどん僕達を倒していっているらしいじゃないか!」
朱雀は話をはじめた。
to be continued.

次回、仮面ライダーディロード
「やっぱり、知っている人が戦死するのはつらいですか?」
「私にはもう関係ないことよ。」
「ほむらちゃんも、もっと仲良くなってくれればきっと!」
「君はもう、関わらない方がいい。」
「この見滝原は、このさやかちゃんに任せなさい!」
次回『望みと我欲を間違えないほうがいい。』
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