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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第4話A 爆裂進化グレイモン! 大空と愛の戦乙女達の邂逅
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れるアイテムみたいなもんだよ♪」
ツナ「そっか……あ、そう言えば、ブイモンがフレイドラモンやライドラモンから戻った時にデジメンタルがこのデジヴァイスの中に入っちゃったけど、大丈夫かな?」
ブイモン「たぶん大丈夫だと思うよ。ツナがさっきみたいにデジメンタルアップって言ってくれれば、俺はアーマー進化できると思う」
ツナ「わかった、後で試してみよう。さてと……気になることは大体わかったし、そろそろ炎真を探しに行かなきゃ。俺はブイモンがいてくれたおかげで助かったけど、未知の状況で色々混乱してると思うから……」
ブイモン「俺も手伝うよ、ツナ。ツナの友達ならツナのパートナーデジモンとして放っておく訳にはいかないしな♪」
ツナ「ありがとう、ブイモン。それじゃあ行こう♪」
ブイモン「うん!♪」
ツナとブイモンは炎真を探すべく行動を開始しようとした……その時、遠くから大きい音が聞こえて来た。
ツナ・ブイモン『っ!?』
ツナとブイモンはその轟音に思わずびっくりするのだった。
ツナ「い、今の音は一体……!?」
ブイモン「わかんないけど、近くの海の方から聞こえたよ!」
ツナ「まさか、誰かがダークティラノモンみたいな凶暴なデジモンに襲われてるんじゃ……!」
ブイモン「たぶん、そうだと思う。ダークティラノモン以外にも凶暴な奴はいるし、自分の縄張りに入って来た奴に容赦ない奴もいるから」
ツナ「放って置けない……助けに行こう!」
ブイモン「うん!」
ツナは超死ぬ気モードになり、ブイモンを背に乗せると音が聞こえた方……海がある方に向かって飛翔するのだった。
そして、向かった先にて運命の出会いを果たすことをまだ知らない……
それは遡ること数分前のことであった……
「マリア〜」
マリア「ん……んん……? ここは……?」
海の近くで気を失って倒れていたマリアは、耳に聞こえて来た声に反応して目を覚ました。
そんな彼女に……
?「あ、起きた。おはよう、マリア♪」
マリア「え?」
マリアは声が聞こえた方に視線を向けると……そこには小型の恐竜の様な姿をした黄色のデジモンがいた。
そのデジモンを見たマリアは……
マリア「…………きゃあああああああああああっ!?」
思わず悲鳴をあげると同時に、後ろへと大きく飛び退いた。
マリア「あ、貴方、何者!? しかも、喋ってる!?」
?→アグモン「僕はナニモンじゃなくて、アグモンだよ♪」
黄色の体をした爬虫類型デジモンーー『アグモン』は満面の笑みで、マリアに自己紹介した。
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