暁 〜小説投稿サイト〜
X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
沢田綱吉・ヴェルジネルート
第4話A 爆裂進化グレイモン! 大空と愛の戦乙女達の邂逅
[1/12]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
正体不明のプレートを拾ったことがきっかけで、全てがデータで構成された世界ーーデジタルワールドに飛ばされたツナは、パートナーデジモンであるブイモンとの運命の邂逅を果たすと同時に凶暴なデジモンーーダークティラノモンの襲撃を受けるが、勇気のデジメンタルと友情のデジメンタルでブイモンをフレイドラモンとライドラモンにアーマー進化させて撃破するのだった。

それからツナとブイモンは安全な場所に腰を落ち着かせ、ツナはブイモンからこの世界やデジモンのことについて色々話を聞いていた。


ツナ「なるほど……さっきダークティラノモンが消滅した時に現れた卵は『デジタマ』って言って、デジモンはデジタマから生まれて、死を迎えるとデジタマに転生して……それを繰り返して生きてるってことなんだね?」

ブイモン「うん、そうだよ。ダークティラノモンも今頃は何処かで転生して新しい生を受けていると思う」

ツナ「そっか……けど、正当防衛とは言えダークティラノモンの命を……1つの命を奪ったことに変わりないんだよね……」


そう言うツナは何処か悲しげであった。

敵とは言え、ツナは相手の命を奪うことを肯定できないのだ。

リボーンを始めとした数人からは甘いと言われるが、そんな心優しいツナだからこそ彼に惹かれる人間がいるのだ。

そんなツナに、ブイモンは……


ブイモン「ツナ……そんなに思い詰めないで」

ツナ「ブイモン?」

ブイモン「死が辛いことなのは俺にもわかるよ……だけど、俺達デジモンにとって一番辛いのはもう一度生きるチャンスを貰えずに、データの残骸としてただ『消滅』していくことなんだ。だからツナがダークティラノモンにしてあげられることは命を奪ったことに対する後悔をするんじゃなくて、ダークティラノモンが良い奴に生まれ変わって、今度は幸せに生きられるように祈ってあげることだよ」


ツナを励ますと同時に、そう諭すのだった。


ツナ「そっか……うん、そうだね。ありがとう、ブイモン」


ブイモンのその言葉に、ツナは優しげな笑みを浮かべながら礼を言うのだった。


ブイモン「どういたしまして。なんたって俺はツナのパートナーデジモンだからね♪」

ツナ「あはは♪ あ、そうだブイモン。この機械について何か知らない?」


ツナはポケットからデジメンタルを収納している謎の機械を取り出し、ブイモンに見せながらそう聞く。


ブイモン「あ、それ『デジヴァイス』だよ♪」

ツナ「デジヴァイス?」


ツナはブイモンの口から『デジヴァイス』と言う単語に疑問符を浮かべる。


ブイモン「ええ〜と、俺も詳しいことはわからないけど……簡単に言うと俺とツナのパートナーとしての証であるし、俺やツナをサポートしてく
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ