暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第1話『新たな混濁』
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らえ!」
ファイズは必殺パンチのグランインパクトをオルフェウスに放ち、オルフェウスは怯む。
「オルフェウス!?」
エノクは光の鞭を出現させてファイズ目掛けて走る。
「まだいたな。」
[ready?]
ファイズはファイズポインターにミッションメモリをセットして右足に装着すると、ファイズアクセルのミッションメモリーをファイズフォンに装填する。
[complete.]
ファイズのフォトンブラッドは銀色に変わり、ファイズはアクセルフォームに変身する。
「一気に決めるか。」
[start up.]
ファイズはファイズアクセルのボタンを押し、超高速で動きオルフェウスとエノクに対して同時とキックとパンチの連撃を放ち続け、ファイズフォンのエンターキーを押す。
[exceed charge!]
[step2!5…]
ファイズが必殺技を発動すると、ファイズアクセルは制限時間のカウントをはじめる。
「これで…終わりだ!」
ファイズの必殺キック、アクセルクリムゾンスマッシュがオルフェウスとエノクにそれぞれ5発ずつ直撃する。
[2…1…time out.reflection.]
ファイズはアクセルフォームの時間制限に到達し、通常フォームに戻る。
「馬鹿な!」
「そんなことが!」
オルフェウスとエノクはアクセルクリムゾンスマッシュの威力に耐えきれず、爆散する。
「いきなり2体がかりでの襲撃か。これは、8年半ぶりに警戒を強める必要があるな。」
雅は変身を解除する。すると、
「ファントムをいとも容易く倒してしまうなんて、貴方は何者かしら?」
盾を左腕に装着した黒い髪の少女が、雅に拳銃を向けながら歩いてくる。
「驚いたな。この国にも銃刀法というものがあるはずだが?」
雅は無抵抗の意思を見せながら少女に話す。
「それは生きている人にしか通用しないわ。」
雅の言葉に少女はそう返す。
「まるで君は生きていないみたいな言い方だね。」
「…こっちの話よ。」
雅の言葉を聞き、少女は口を滑らせたと思いながら答える。
「隠す必要はない。僕もこの世界に来るにあたって、ある程度勉強はしてある。君達、魔法少女と呼ばれる者達がどういう存在なのか、その結末がどんな悲劇かを。」
「貴方、一体何が目的?」
「僕がこの世界に来た理由はただ一つ。君も解っているだろうが、本来この世界に存在しないファントムがこの世界に現れ始めた。そして、別の世界に魔女が現れている。僕の目的は、その二つの世界の歴史を正しく直すこと。今、僕の妻が本来ファントムのいた世界に向かって、向こうの対処に励んでいる。」
「それで?」
「僕としては、協力者をいち早く作って事件の解決を急ぎたい。君も君の成すべき事を成し遂げたい。つまり、僕と共闘しないか?」
雅は少女に共闘を持ちかける。

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