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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
スペースポート
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行って来るデシ!」

「がんばってくださいね。」

しずかに言われてヒヤッとしながらダブルはその場から離れて行った。


「・・・・・・あぶねえな、危うく怪しまれるところだったぜ。・・・・・・・さて、さっさとコイツを仕掛けに行くとするか。しっかし、皮肉な妹だな。兄貴と好きな男が目の前で消える様を見る羽目になるんだからな。」




























宇宙港

「将軍、ここは私にお任せください。」

「うむ、後のことは頼んだぞ。」

「はっ!」

シャトルに乗るジェネラルを見送りながらカーネルは敬礼して言う。

「・・・・・・カーネル殿。やはり、ここは私たちに任せて将軍と一緒に行ってください!」

薄々敗北を感じているせいかもしれない。レプリフォース兵士たちは、カーネルも宇宙へ逃そうと乗船を勧めた。

「そうはいかん。私は、ここでレプリフォースが宇宙に上がるのを守る義務がある。」

「し、しかし・・・・・カーネル殿ほどのお方まで・・・・・・」

「おそらく、奴もここに来るはず。他の将兵だけでは手に負えん。お前たちも早く乗船しろ。将軍を・・・・・・レプリフォースの未来のために・・・・・・」

「「「・・・・・・」」」

兵士たちは自分たちの無力さを悔やみながらもカーネルに最後の敬礼をし、乗船していく。

「間もなくレプリフォースは宇宙へと上がる・・・・・・・ここが私の正念場だ。」

カーネルは、発射装置の最終調整を終えるとその場から離れてかつての友であり、今は敵であるゼロの元へと向かって行く。
























「こいつ!大人しくしろ!」

「いや!放して!!」

その頃アイリスは、レプリフォース兵士たちに捕らえられてしまっていた。

「この裏切り者めが!カーネル殿の妹でありながらイレギュラーハンターに就くとは!」

「私が何を言われようが構いません!ですがどうか兄に会わせてください!」

「黙れ!裏切り者が!!」

「キャッ!」

兵士の一人に平手打ちを受ける。

「すでに我らの同胞の多くが奴らの手によって奪われた。それは貴様のせいでもあるのだぞ!!」

「それは・・・・・・」

「問答無用!!我々レプリフォースに裏切り者は必要ない!!」

兵士は、銃を取り出してアイリスの頭に突き付ける。

「うっ!?」

「カーネル殿の妹とは言え、裏切り者を生かしておくわけにはいかん・・・・・・・」

「うぅ・・・・・・・」

兵士は銃の引き金に力を籠めようとする。





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