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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
シャイニング・タイガード
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けど『波動拳』だよね?」

「あ、あぁ。ロックマンXの隠し技であり、最強の必殺技・・・・・・・」

「まさかのび太さん。とどめを刺すつもりじゃ・・・・・・・」

しずかの言う通りだった。今のエックスは明らかにとどめを刺す気満々だった。エネルギーの塊が一定以上に大きくなり、手から火花が出始める。

「ぐ・・・・・ぐう・・・・・・」

タイガードは、何とか起き上がったものの目の前で凄まじい殺気を放つエックスを見てもはやこれまでだと悟る。

「・・・・・・・これまでか。」

「・・・・・・これで終わりだ。」

エックスは、波動拳を放とうとする。

「波動け・・・・」

「だめ!」

「!?」

波動拳を放とうとするエックスの目の前に玉美が出て来て止める。これには、エックスは愚かタイガード本人も驚いていた。

「玉美、そこを退くんだ!」

「ママから聞いてたもん!お兄ちゃんは人を傷つけるのが嫌いな人だったって!お兄ちゃんがこんなことしちゃダメだよ!」

「・・・・・・・・・」

「もう、トラさん動けないんだから・・・・・・・・もう、悪いことしないように言えばわかってくれるはずだから・・・・・・やめようよ。」

「・・・・・・・」

エックスは、波動拳を撃つのをやめて玉美の頭を優しく撫でた。

思えばそうだったのかもしれない。

喧嘩でいつもジャイアンにやられていたので腹が立ったことはあったが自分よりも弱いものをいじめようという気にはならなかった。

他人を傷つけることを嫌う。

それは自分の人間としての本質だったのかもしれない。

だからこそ、玉美は必死に止めようとしているのだ。

「・・・・そうかもしれないな。怖い顔していたのによく勇気を出して言ってくれたね。」

エックスは玉美の顔を見ながら言う。危うく目の前でタイガードを破壊するという光景を見せるところだった。

「・・・・・そこの小娘。」

タイガードは、ビームクローを戻して玉美を見る。

「どうして俺を助けた?俺はお前たちを殺そうとしていたのだぞ?」

エックスに見守られながら玉美は笑顔で答えた。

「だって、トラさん。本当はいい人なんだもん。いい人でも間違えて悪いことをするときもあるってパパが言っていたし。それを止めて仲直りさせるのも大事だってママが言ってたんだ。」

「・・・・・・・・なんと純粋なんだ・・・・」

タイガードの目から復讐の炎が消え、自然と涙が流れてきた。同時に先ほどまで薄気味悪かったはずの空もいつの間にか雨雲に覆われて雨が降り出す。

まるで彼の憎しみを洗い流すかのように。

「俺は・・・・・・・俺は取り返しのつかないことをしてしまった!!」

タイ
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