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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
異世界からの来訪
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リーラの目が赤く変化する。そして、しばらく辺りを見回ると不意と一角に目を止める。

「・・・・・・・あそこか。」

ヴァジュリーラは、捕縛用のリングを投げる。捕縛用のリングは高速で移動し、透明化しているドラえもんを捕らえた。

「うわあぁ!?」

「ドラちゃん!?」

ドラえもんの悲鳴を聞いてしずかは足を止める。

「ドラえも〜ん!!」

「しずかちゃんたちは早く逃げて!!」

ドラえもんは自分に構わず逃げるように言う。しずかは戻ろうとする玉美を抱くと急いで逃げて行った。

「ドラえも〜ん!!」

玉美は必死に呼びかけるが最後に見たのは石ころぼうしを外されて二人に連れて行かれるドラえもんの姿だった・・・・・・・。






























ドッペルタウン 郊外の森

「ドラえもん・・・・・・ドラえもぉおん・・・・・・・」

玉美は泣きながらしずかと一緒に最初に来た森へと戻ってきた。現場にはジャイアンとスネ夫が先に待っていた。

「お、おい!?ドラえもんはどうしたんだ!?」

ジャイアンはドラえもんの姿がない事に驚く。しずかは申し訳なさそうに言う。

「私たちを庇って二人組のロボットに捕まってしまったの・・・・・・・」

「何だって!?それじゃあ、僕たちはドラえもんの道具なしで一体どうやって帰ればいいんだ!?」

「喚くなスネ夫!」

「喚きたくなるじゃないか!!僕たちはこのわけわからない世界で取り残されちゃったんだぞ!?それをどう・・・・・」

「二人ともやめて!」

言い合いになっていた二人をしずかは必死で止める。

「喧嘩したところでドラちゃんは戻ってこないのよ?今はどうやってドラちゃんを助け出すのかを考えるのが大事なんじゃないの?」

「そ、それはそうだけど・・・・・」

「そうだ!まず、ここにいるとしずかちゃんたちを襲った連中が追いかけてくるかもしれねえ。一旦、場所を変えて態勢を立て直そう。」

「うん・・・・・でも、どうする?僕たちの手元にあるのはタケコプター、空気砲、石ころぼうしだけだよ?」

「今までいろんな冒険があったけどどうにかなっていただろ?」

「そ・・・・・・それは・・・・・・」

「よし!それじゃあ、ドラえもん救出のために行くぞ!!」

ジャイアンの言葉で四人は移動を始める。タケコプターだと見つかる危険性と電池切れがあるため、あえて徒歩で移動する。幼い玉美は長時間の移動が困難なため疲れた場合はジャイアンが背負って移動することに。

四人は、半日かけて移動するがこの世界に着いてからまともに食事をとっていなかったこともあり、疲労
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