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死炎使いのヒーローアカデミア
僕のお爺ちゃん
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イタリアに着いた僕たちは隼人おじさん(本人からの希望)も一緒と言うこともあり、殆ど検査もなく、すんなり入国が許され、用意されていた車(大きくなって分かった事だが高級車)になり、祖父が居るという事務所兼住居でもある家に向かう。

着いた先は少し古く見えるが、立派な大きな屋敷で、中も豪華だった。

「久しぶりだね、引子。久さん。出久ははじめましてだね。」

「久しぶり、お父さん。」

「お久しぶりです、綱吉さん。」

「は、はじめまして、お爺ちゃん。」

執務室らしき部屋で待っていたお爺ちゃんが柔らかく微笑みながらそう言ってきたので、僕たちも挨拶する。

「長旅で疲れたでしょ?隼人君、皆を部屋に案内してあげて、京子もそこに居る筈だから。僕も仕事が終わりしだい、行くから一緒にご飯でも行こう。良いよね、リボーン。」

「そうだな。馴れない長旅をした後だ。今日位は良いだろう。」

「了解しました!!10代目、リボーンさん!!」

その後、今日から過ごす部屋に案内され、お婆ちゃんに会い、色々と遊んで貰っていると、仕事を終えたお爺ちゃんが来た為、お爺ちゃんとお婆ちゃんを含めた家族全員で街のレストランに食事に行く。

「お待ちしておりました、沢田様。」

「お久しぶりです、マスター。変わり無い様ですね。」

「ええ。沢田様達、ボンゴレがこの街を護ってくれていますので、私たちは安心して営業できるというものです。」

「そうか。今日は日本から娘の家族が此方に引っ越して来てな、孫に美味しい料理を食べさせたいんだ。頼むよ。」

「お任せ下さい!!腕によりを掛けて、料理させていただきます。」

マスターと呼ばれた男性はそう答えると、今まで食べたことが無いほど、美味しい料理を振る舞ってくれ、家族全員で楽しい時間を過ごしていたが、不意にお爺ちゃんの眉間にシワがより、スッと椅子から立ち上がると

「全員、今すぐ机の下に隠れろ!!」

と大声を上げ、僕も母さんにより、机の下に誘導された瞬間、窓を破壊しながら、ゴリラの様な男性を中心にした5人程の銃を持った集団が店内に入ってくる。

「全員、動くな!!此処は俺たちが占拠した!!」

「ッ!!ヴィラン…」

「大丈夫だ。出久、心配しなくていい。」

僕が思わず体を震わせたのに気づいたお爺ちゃんは、僕に微笑んだ後、額に炎を灯したかと思えば、一瞬でゴリラの様なヴィランの目の前に移動し、アッパーを加えて、体を浮かせた所に廻し蹴りを繰り出し、破壊された窓からヴィランを路上に叩き出す。

「折角の家族団欒が台無しだが、そう言うのは後だ。悪いがお前達を拘束させて貰う。」

「嘘だろ!!何で此所にボンゴレXが居るんだ!!」

「か、構うな!!此方の方が人数が多い
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