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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
メタモル・モスミーノス
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くちゃ。」

「そうよね。でも、もうカートリッジはこれしかないのよ。それにフルチャージで撃てるのも一発・・・・・・・・」

「どぉした?諦めたか?ならとどめと行こうじゃないのぉ。」

モスミーノスは、照準を合わせ直す。

「落ち着いて・・・・・・落ち着いて・・・・・・」

「副隊長、深呼吸です。」

彼女は、緊張しながらもトリガーをモスミーノスに向ける。当たればよし、外れれば一巻の終わり。

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・」

「とどめだぁぁあああ!!!かめはめ波あぁぁぁ!!」

何の真似をしているのかモスミーノスは、両手を突き出して最大出力のレーザーを放つ。マーティは、息をのんで引き金を引く。

「副隊長!!」

ビートブードは、撃ち終えたのを確認すると急いでマーティを引っ張ってレーザー攻撃を回避する。

「うわあぁぁぁぁぁ!?」

「きゃあぁぁぁあ!?」

それでもレーザー攻撃の衝撃波で二人は、スクラップの中に埋もれる。

「ぶるあああぁああああああああああああ!!!」

一方のモスミーノスは、着弾した瞬間勢いよく燃えて地上に落ちる。

「「・・・・・・」」

スクラップの中から出てきた二人は、息をのんで燃えているモスミーノスに近づく。

「・・・・・・・」

「・・・・・・し、死んだ?」

マーティは、槍でつついてみる。

反応はない。

「・・・・・コイツ、もしかして火に弱かったのかしら?」

「・・・・・まあ、ごみはよく燃えますからね。」

二人は燃え尽きたモスミーノスの残骸からDNA端末を取り出すとエックスに指定されたポイントへと歩き始める。

「さっきはありがとね、ビートブード。アンタが引っ張ってくれなかったらアタシも吹っ飛んでたわ。」

「副隊長は、エックス隊長にとって大切な方ですからね。死なれたらエックス隊長に合わせる顔がなくなります。」

「えっ?」

ビートブードの言葉にマーティは思わず驚く。

「ん?俺、なんか変なこと言いました?」

「いや・・・・・そういうわけじゃないけど・・・・・」

「副隊長も言うならしっかり言った方がいいですよ。」

「何を?」

「何って・・・・・自分の気持ちをですよ。早くしないとエックス隊長、誰かにとられちゃいますよ。あの人、結構女性型オペレーターに人気がありますから。まあ、ゼロには及ばないけど。」

「・・・・・・・・」

マーティの目の前が真っ暗になった。
 
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