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ロックマンZXO〜破壊神のロックマン〜
第十九話 やるべきこと
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……恐らく…全てを知ってるのはセルパン達だけでしょう。」

「…全ての答えは、この戦いの先に…ってことね…分かったわ。ミッションを再開しよう!アタシ達が何でロックマンになれるのか…そしてどうしてアタシ達がイレギュラーに選ばれたのか…その答えを知るために!」

決意を胸に、次のミッションへのやる気を滾らせるエール。

それを聞いたプレリーも同意するように頷いた。

「そうね、まずはセルパンを止めなくてはいけないもの…それから、エール…あなたに話しておきたいことがあるの」

「え?話しておきたいこと?」

「プロメテが言っていたプレリーがこの時代の者じゃないってことだよ」

エールがプレリーの言葉に疑問符を浮かべると、ヴァンがプレリーの話したいことを理解してエールに言うとプレリーも頷いた。

「ヴァンにも少し話したけど、今からずっとずっと昔…人間と機械が戦争していた時代があったのは知ってる?」

「う、うん。モデルX達から聞いているし…ヴァンを狙ってる奴らもその時の奴らなんでしょ?」

最初に聞いた時は驚いたものだ。

モデルX達から聞いた戦争の歴史は今の時代では昔話程度でしか残っていなかったからだ。

「私もその復活したイレギュラーと同じ…その時代に作られた機械生命体…限りなく人間に近いロボット…レプリロイドなの…」

「…プレリーも…数百年前のレプリロイド…!?」

身近にいた彼女の意外な正体にエールは驚愕した。

「でもお姉ちゃんは…初代司令官は人間よ…数百年前の戦争で、私達レプリロイドを守ってくれた人間の科学者なの。戦争が終わり…人間とレプリロイドが仲良くなって、世界は平和になったのに…人々を襲う機械生命体…イレギュラーはいなくならなかった…。お姉ちゃんはガーディアンを創って、イレギュラー発生の原因を突き止めようとしたの…でも…お姉ちゃん…いなくなっちゃって…それで…それで…!」

最後の方は涙声になっており、エールはそんなプレリーにハンカチを渡した。

「プレリーが後を継いだのね…そんなに長い間イレギュラーと戦ってきたんだ…アタシ達と…ううん、アタシ達よりもずっと長い間、大切な人のために…ねえ、プレリー…ヴァン…アタシ達で終わらせようよ。セルパンやこのふざけたゲームを始めた奴を倒してさ!!」

エールが心強い笑顔を浮かべて言うと、プレリーもまた笑みを浮かべて頷いた。

「ええ、ありがとうエール」

「そうだな、俺達の大切な人達を守るためにも…俺達は負けられない」

ヴァンもまた決意を固めて拳を握り締める。

「だけど、現実問題…これから先は大変になるな、ガーディアンベースのダメージも相当なもんだし…次に攻撃を受けたらおしまいだぞ…」

決意を固める三人だが、ジル
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