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異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う
状況が状況だ
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 そしてキャサリン達と一緒に元の場所に戻り、事情を告げる。
 これまでの状況の説明などはキャサリンに説明をお任せした。
 それから救出を、という話になったのだが、アイル神官長が、

「一応こちらからもお手伝いできるよう準備を整えますが、その間もきゅしゅつが送れることになる……それにどういった状況なのかが不明。先に偵察をお願いできますでしょうか」
「気づかれたなら移動されるのでは?」
「気づかれたらすぐにこちらに合図を。あとは、そちらに転送できるルート……出口を強いていただければ、こちらの権限でこの町の転送の仕事についている者たちを強制的に手伝っていただけるようお願いできます」

 そうアイル神官長は言うが、何となくこう、言い回しがちょっとどうなんだろうと思ったが俺は突っ込まない。
 とりあえず今は用意できるだけのそういった援護の人物を急いでそろえてくれるらしい。
 そしてそれ用の魔道具も渡される。青い宝石のような石だった。
 
 手に入れたいしを俺はポケットに入れて、早速、その気づいた場所に転移しようとするがそこでエリカに、

「私達の方でもそれなりの準備をしましょう。しておいて損はないわ」

 というのにルーシーも賛成し、

「ユウスケが警戒する相手だものね。もっとエリカの服などは強化する?」
「い、いえ……この前は人間相手なおかげで、この剣だって強化したものを抑えながら使わないと大変でしたしもう十分です」

 エリカが慌てたようにこれ以上は強化等は必要ないと言い出した。
 だが俺は、俺が思いつく“最強の剣”が使えないことに気づいた。
 俺なりに頑張って考えたのになと俺がおもっているとそこで、それまで話を聞いていたメサイヤが、

「とりあえずユウスケというのが異常な存在だと分かった。この前の事からもな」
「ぎくっ」
「エリカも持っている武器が妙に高性能のようだからおかしいと思っていたが、なるほど、お前が作ったのか」

 そう言われた俺は、このあと何か不安を覚えたがそこでメサイヤが、

「だが状況が状況だ。俺の旅には自分好みの最強の武器も探している部分があったがこの機会を逃すともうなさそうだから、俺の武器も強化してほしい」

 と言い出した。
 それに俺は迷ってルーシーに、

「いいか?」
「オッケーです。状況が状況ですしね」

 といったルーシーの許可を取った俺。
 そんなルーシーの方を何か思う所があるらしくメサイヤが見ているが、俺は気にしないようにした。
 と、そこでキャサリンが、

「あの、私もお願いしてよろしいでしょうか。私も強くして頂いた方が嬉しいです」
「わかりました。杖か何かですか?」
「杖です」
「何かリクエストはありますか?」
「ちょっとやそっとで
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