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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
057話 文化祭編・開催2日目(04) まほら武道会・本選開始 その4
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特に小太郎)それを辞退した。
最後にアスナとデートの話をしてタカミチは地下施設に向かって歩いていった。


………だが、これ以降タカミチからは連絡が入らなくなってしまうがこれには士郎達も気づかなかった。


◆◇―――――――――◇◆


Side 衛宮士郎


さて、ネギ君たちの試合でけっこう会場が破壊してしまったので修理している途中だがそろそろそれも終わり、次はアスナと刹那の対戦か。
だがアスナは刹那に対して相手になるのか今一で微妙の域を出ないな。
と、そこへもう慣れた感じに俺の背後に立つものが一人。

「なにようだ……?」
「驚いてもらえませんか。結構この手には自身があるのですが」
「あいにくとそういった手合いは昔に色々とあって学んでいるから平気さ。それよりまるで狙っているかのような登場だな」
「はて、なんのことでしょう?」
「とぼけるな。次の対戦で俺が心配げな表情をしていた時に現れるというにはなにかあるのだろう?」
「食えないお方ですね。はい、ありますよ。ですがまだ言うことはできません。そのうちわかりますがね」

食えないのはどちらだ。
クーネルはにこやかな笑みを浮かべてまた姿を消してしまった。
これは次の対戦、なにかありそうだな。

「士郎老師、誰と話していたアルか?」
「いや、なんでもない。それよりもう会場も直ったようだし刹那達はまだだろうか」
「多分もう出てくるアルよ」

『皆さん、お待たせしました!!』

「お、言ってる間にというか来たアルよ」
「来たか、って…あいつらなんて格好をしているのだ」

朝倉の声に古菲とともに見るとそこにはなにやらひらひらしたとても戦闘をする格好ではない服を着た二人がいた。
それになぜか会場が(主に男性陣が声を荒げる)大いに沸き立つ。
確かに似合っていると思うがそこまで騒ぎ立てるようなものか?
アスナもなにやら朝倉に抗議の声を上げているがそれは流されていた。強制か。二人とも憐れ…。
一方で刹那はエヴァとなにやら会話をしている。

「あの女はバカか? お前とでは勝負にならないだろう。ボコボコにしてしまえ」
「い、いえ、それは…」
「確かにアスナでは無理アルかなー」
「厳しいでござるなぁ」

と、アスナの実力では無理だろうと皆言うが、

「いや、そうとも限らんぞ?」
「ええ、確かにそうとも限りませんね」
『え?』

俺といつの間にか隣にいたクーネルで続けざまに声を発すと全員は驚いた声を上げる。
そしてクーネルはおもむろにアスナに近づくと頭を軽くクシャッと撫でた。
当然アスナは慌てて離れるがクーネルは気にした風にもせず所々に知らないキーワードを散りばめていく。
『人形のようだった』といい『ガトウ・カグラ・ヴァ
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