暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
EPISODE20『水面』
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に支え合える人はいない。響やクリスのように高い適合率もない。翼のように経験豊富でもない。私では、限界があることを。」
マリアは弱音を見せる。
「マリアさん、一度、ビーチバレーをしませんか?」
エルフナインは言う。
「わかったわ。」
マリアは引き受ける。
「行きますよ!えいっ!」
エルフナインはレシーブすら満足に上手くいかない。
「エルフナイン、力が入り過ぎているわ。」
見ていられないと思ったマリアはエルフナインに力の入れ方を教える。

二人で一生懸命練習し終えると、空はすっかり夕暮れになっていた。
「おやおや、随分お楽しみのようでしたか?」
そこに再び雅とガリィが現れる。
「エルフナイン、隠れていなさい。」
マリアはアガートラームを纏う。
「いくぞ。変身!」
【CHANGE RIDE-ANCK POINT-】
雅はアナザーアギトに変身する。
「これなら、どうだ!」
マリアは篭手から短剣を大量に展開してそれらを放つINFINITE†CRIMEを使うが、ガリィが水を使って生み出した分身しか撃ち抜けず、アナザーアギトはその間に間合いを詰めてマリアを殴り飛ばす。
「どうした!お前の強さはその程度なのか!」
アナザーアギトは煽る。
「…そうだ…結局私は…」
マリアは砂を握り締める。すると、
「マリアさんは、強いです!」
エルフナインが言う。
「エルフナイン!?」
「確かに、力では劣るかもしれません!でも、自分の弱さを認めて、自分を人一倍知る強さを持っています!」
エルフナインははっきりと言う。
「そう…私は弱い。あの子達と違って、適合率は低い。戦闘経験も少ない。支え合える人もいない。だけど!それでも、私は弱いままでも戦う!イグナイトモジュール、抜剣!」
マリアはイグナイトモジュールを起動させ、その力をコントロールする力を得る。
「ついに来たか。ガリィ、後は任せた。」
【ATTACK RIDE-WARP-】
雅はワープを使ってガリィを置き去りにする。
「♪真の強さとは何か? 探し彷徨う 誇ること? 契ること? まだぁ見えず」
マリアは短剣を蛇腹剣に変える。
「♪想い出の微笑みに問いかけ続けたぁ まだ残る 手の熱を 忘れはしない〜」
マリアはその斬撃を利用してガリィの分身を撃破していく。
「♪惑い 迷い苦しむことで罪を抉り 隠し逃げずに あるがぁままの自分の声で 勇気ぃを問え 決意ぃを撃て そぉれが私の聖剣!翳せぇぇぇ!」
マリアはガリィとの間合いを詰めていく。
「♪弱くてもいい!涙を流してもいいさ!絶対 負けなぁい歌!それがぁ心にあるのなら」
マリアは短剣からビームの集中砲火を放つEMPRESS†REBELLIONを使うが、マリアが狙いを定めていたガリィもまた、分身であった。
「♪運命
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