第百八十話 八旗軍その後
[8]前話 [2]次話
第百八十話 八旗軍その後
アメリカはまた妹さんに明代末期の中国のお話をしました。
「清軍の中心は八旗軍だったんだぞ」
「満州民族と漢民族のがあったね」
「そして建国当初は強かったんだ」
「当初はなんだね」
「それが後になってだ」
康熙帝の頃です。
「弱くなっていたんだ」
「それで当時の皇帝さんに見切られたんだったね」
「代わりに別の軍が使われたんだ」
「弱いと仕方ないね」
「緑営軍だったんだ」
「確か満州族の軍隊じゃないね」
「漢民族の軍隊だぞ」
中国で一番人口の多い民族の軍隊でした。
「彼等が使われたんだぞ」
「というか中国さんのところは漢民族が殆どだからね」
「漢民族をどう治めるかだったんだ」
清の課題はです。
「そしてだぞ」
「軍隊でもそうなったんだね」
八旗軍は後で弱くなってしまったのです、建国当初は精鋭でも時代が経つとそうなってしまうこともあるのです。
第百八十話 完
2019・12・10
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ