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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第46話
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ベルフェゴール達の登場に軍人達は驚いた後すぐにベルフェゴール達を睨んだ。

「特別実習や内戦でもリィン様とセレーネさんがお世話になったとはいえ、リィン様達が覚悟を決められた以上、私もリィン様達と共に貴方達を討つ覚悟を決めました。――――――どうかお覚悟を。」
「能天使ユリーシャ、我が女神と我が主の為にこれより正義を執行致します!」
「――――――これも私達の未来の為に必要な事。”慈悲”を司る女神として、せめてもの”慈悲”に一瞬で終わらせてあげるわ。」
「うふふ、アイドスは女神らしいセリフを言ったんだから、ここは空気を読んで”魔神”である私は”魔神らしいセリフ”を言うべきよね。――――――という訳で”虫ケラ如き”が私達に刃を向けた事による後悔、魂まで刻み込んであげるわ♪」
メサイア、ユリーシャ、アイドスはそれぞれ決意の表情で武装を構え、ベルフェゴールは不敵な笑みを浮かべて宣言した。
「くっ…………精強な帝国正規軍の中でも”最強”と名高い”第四”を舐めるな!総員、まずはあの女共を殲滅せよ――――――」
そしてベルフェゴールの宣言に唇を噛み締めた小隊長が指示を出したその時
「闇よ、切り裂け――――――斬闇!!」
「輝け、星の十字架――――――スタークロス!!」
「枢孔――――――身妖舞!!」
「え――――――」
「ぐああああああっ!?」
「な――――――」
メサイアは呪いの力を込めた魔法剣で戦車を一閃し、ユリーシャは上空より星の光による十字架を落として炸裂させて戦車を破壊し、アイドスは高速剣による無数の斬撃をヘクトルに叩き込んでヘクトルをバラバラにしてそれぞれ操縦する軍人達を一瞬で絶命させた!
「え。」
「消えなさい――――――レイ=ルーン。」
一瞬で自分の部下達が殺害された事に驚きのあまり小隊長が呆けた声を出して固まったその時ベルフェゴールが片手から極太の純粋属性の魔力集束エネルギーをシュピーゲルを操縦する小隊長へと放ち
「女神よ――――――」
それを見た小隊長が祈りの言葉を口にすると、ベルフェゴールが放ったエネルギーはシュピーゲルを飲み込み、エネルギーが消えるとボディと操縦席があるヘッドを操縦者である小隊長ごと消滅させられたシュピーゲルの腕や足が地面に落ちた。

少数相手に”軍”が蹂躙されるという”戦術の常識”を覆すメンフィルの”非常識な強さ”に第四機甲師団は蹂躙され続けた――――――
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