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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
外伝〜隻眼の決意〜
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性達を無理矢理連れていった挙句、町に火を放つなんて絶対に見過ごす事はできない所業です。――――――ハイドロカノン!!間違いなく今回の件は国際問題になってエレボニアが孤立する事は目に見えているのにそれを行った正規軍――――――いえ、帝国政府は一体何を考えているのでしょうね?」
ハインツの称賛に謙遜したクラウスは燃え続けている建物に燃えている火が広がらないように大技を放って建物を崩壊させて崩壊の衝撃で火の勢いを緩め、ハインツは凄まじい圧力がある水のアーツを放ってクラウスが崩壊させた建物の瓦礫に残っている火を消火した。


同日、16:50――――――

〜ケルディック郊外・第四機甲師団・臨時拠点〜

「…………中将閣下、クロイツェン州全土の各地に散った部隊がそれぞれ徴収した物資、徴兵予定の男性達を連れての本隊への合流を終えたとの事です。」
クロイツェン州全土の町や都市が消火活動に必死になっているその頃、ナイトハルト少佐は複雑そうな表情でクレイグ中将に報告していた。
「うむ…………ならば、ケルディックにも火を放って帝都へと帰還するぞ。」
報告を聞いたクレイグ中将は重々しい様子を纏って呟いた。
「!?中将閣下、失礼を承知で申し上げますがそれはあまりにも非道なのでは!?ケルディックは先の内戦での領邦軍と猟兵達による焼き討ちで甚大な被害を受け、復興が始まったばかりだというのに、そこに我らが再び焼き討ちを行えばケルディックの民達の正規軍――――――いえ、帝国政府に対する不満が爆発し、暴動が起こる可能性が高いと思われます!」
「わかっておる…………だが、これもメンフィル・クロスベル連合との戦争に備えた帝国政府による策による指示で、正規軍である我らはその指示に従わねばならぬのだ…………っ!」
自分の指示を聞いて血相を変えたナイトハルト少佐の反論に対して重々しい様子を纏って答えたクレイグ中将は辛そうな表情で唇を噛み締めて身体を震わせながら答えた。
「その帝国政府――――――いえ、オズボーン宰相の指示があまりにも”異常”です!よりにもよって内戦での被害が最も大きいクロイツェン州で”焦土作戦”を実行するなんて、人道から余りにも外れた指示です!」
「し、失礼します!」
ナイトハルト少佐が反論を続けたその時、第四機甲師団の軍人が慌てた様子で二人に駆け寄った。

「何があった?…………まさか、ケルディックの民達が暴動を起こしたのか?」
「違います!トリスタ方面に待機していたメンフィル・クロスベル連合による襲撃に備えた援軍であるはずの”第三機甲師団”が我が軍に攻撃を仕掛けているのです!」
「「な――――――」」
そして伝令の口から出た信じ難い報告に二人はそれぞれ絶句した。


少し前――――――


〜メンフィル帝国
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