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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:06 一晩経って、実感する違い
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感覚で起きれるはずが、なんで今日に限って……。

「……朝起こそうかなと思ったんだけど、二人共泣きながら笑って、気持ち良さそうに寝てたから声かけれなくって、ごめんね?」

「「……う」」

 私もスバルも赤くなってしまう。まさか見られていたとは……。

「フフ、今日はちび達が皆日直とかで速く行っちゃったからねー。ゆっくりご飯が食べられるよ」

 ……なんというか、本当に昔を思い出すなって。まだ母さんが生きてて、父さんが忙しくて中々帰ってこれなかった頃、こうして三人で食卓を囲んで食べてたなって。

「それにしても、ギンガはともかく、スバルはしっかり女の子らしく出るとこ出るようになって、お母さん嬉しいわー」

「そ、そんなことないよー」

 照れるスバルと、からかう母さんを見て、私もつい笑ってしまう。

「ランスターさんを連れてきた時を思い出すと、すっごく進歩したなって。そっちではどうか分からないけど、スバルってランスターさんを勘違いさせちゃって……」

「え、そうなの?」

 カクンと、首を傾げるスバルと、私も分からなくて首を横にふる。ちょっと驚いた様子の母さんは少し考えた後で。

「そうか、出会い方が違うって言ってたわね。こっちのスバルとランスターさんの出会いって、スバルをボーイフレンドと勘違いさせちゃったのよ。ランドセルも青っていうのもあってね」

「母さん、もうちょっと詳しく」

 あ、スバルの顔が悪い顔に。コレは帰った時にはティアナを弄ろうってことなんだろうけど……変なことにならなければ良いんだけどねー。

 ……後で母さんの料理のレシピを聞いておこっと。


――side震離――

「結局一晩経っても戻ってきませんでしたねー」

「そうだね〜。お味噌汁が染みるわー」

 流と二人で朝食を取りながら、帰ってこなかった事に頭を悩ませてため息一つ。

 まぁ、心配してないわけじゃないけど、変なのに襲われても平気だから問題はない。それでも気になるものは気になるしねー。

 あ、そう言えば。

「流ってば今日バイトの日?」

「えぇ、もう少ししたら行きますけど。震離は皆さんを集めるんですよね?」

「……ん」

 ごくんと、ご飯を飲み込んでから。

「改めて状況の説明と、皆の服の調達かな。でさ、流には悪いんだけどバイトが終わったら、プロフェッサーの家や八神堂でデータ収集してもらっていいかな?」

「それは良いですけど。しっかり説明しないと大変な場所が多いですが良いのですか? プロフェッサーと中島家の関係とか」

「……ぁー。そういや無害ってことは言ってるけど、そう言えばそこまで言ってねー」

 眉間にシワが寄るのが分かる。やっべー、ある程度違う
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