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前世の知識があるベル君が竜具で頑張る話
でぃあんけひと
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「申し訳ありませんでしたっ!!!」

黄昏の館にて、神ミアハがリヴェリアにDOGEZAしていた。

「まぁ、払い戻しもあったし補填もあったなら私は何も言わん。
再発防止に努めなさい神ミアハ」

「おっしゃる通りでございます」

「ベルからは何か無いのか?」

「僕は払い戻しがあったので構いません」

「そうか………」

リヴェリアがナァーザをジロリと睨む。

「ナァーザ。元冒険者のお前がなぜこんな事をした?
おまえなら、その腕を失ったお前なら自分の罪がどれ程重い物かわかっているだろうに」

「ナァーザ! なぜこのような事をした!? 答えよ!」

「…………ファミリアの帳簿はずっと火の車状態……無知な兎はいい鴨だった」

それを皮切りに始まった口論はリヴェリアも頭を抑えるような物だった。

要約すれば、女にいい顔をしてポーションをタダで渡すミアハに呆れたナァーザの独断である。

「ベルには悪いことしたけど…それもこのままじゃぁ借金は返せないで膨らんでいくばっかり…!」

「え? 借金?」

ベルの呟きに対して、ナァーザは長い方の袖を捲った。

「…………オートメイル?」

「違う、アガートラム。失った手足の代わりになる魔法具」

「……………………じゃぁ、貴女は」

「そう。ダンジョンで、モンスターに手足をぐちゃぐちゃにされた。
そして、この腕だけは戻らなかった」

「そうですか……」

重い沈黙が流れる。

「神ミアハ、そのアガートラムはディアンケヒトファミリアの物か?」

「ああ。ディアンとは天界の頃から仲が悪くてな……。
頼み込んで、どうにかこれをうってもらった」

「どうにか? つまり法外な値段でという事か?」

「ああ、だが一番いいものを貰ってきた」

「ふむ……そうか……」

リヴェリアが考え込む。

「どうしたんですかリヴェリアさん?」

「いや、なんでもない。リリルカ、この件神ヘスティアには?」

「今から伝えに行く所です」

「そうか……。いや、その報告少し待て」

「何故です!?」

「少し気になる所がある」

「…………………わかりました」












ミアハファミリアが青の薬舗に戻ると店の前にディアンケヒトが居た。

「いつまで経ってもファミリアに来ぬしホームにも居らぬから夜逃げでもしたと思っとったぞミィ〜アァ〜ハァ〜!」

「ディアン…!」

リリを送るため同行していたベルがリリに小声で訪ねる。

「(だれ?)」

「(ディアンケヒト様です。さっきの話に出ていた神物ですよ。
隣にいるのは団長のアミッド様ですね)」

ベルがディアン
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