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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第三百七十七話 秘めた意志その八

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「そうなります」
「そういうことでな、じゃあ次は」
「北岡さんがですか」
「俺が実戦訓練に入る、そして」
「さっきみたいにですね」
「召喚モンスターも使う」
 このことを言うのだった、見ればナイトも自身の召喚モンスターを使い見事な連携を行って友奈達との訓練をしている。
「覚悟しておいてくれよ」
「はい、ライダーの人達も強いですが」
「召喚モンスターも強くて」
 樹も言った。
「連携も完璧ですから」
「本当に強いわよね」
「ボーティックよりも遥かに」
「いや、今だけ思うことだから」
 ガイが二人に笑って言ってきた。
「君達はすぐに強くなるから」
「だからですか」
「今みたいに思うことは」
「すぐになくなるよ、強いと思っても」
 それでもというのだ。
「そこまではさ」
「思わない様になる」
「そうですか」
「絶対にね、今はモンスターも一対一で一体倒すのがやっとでも」
 そうした状況でもというのだ。
「すぐにでもね」
「何体も一度に相手に出来てですか」
「しかも倒せる様になりますか」
「なるよ」
 絶対にという返事だった。
「だからね」
「訓練をしてですね」
「強くなることですね」
「そうだよ、どんどん食べて敵のことを頭に入れて」
「訓練もして」
「そしてですね」
「強くなっていくことだよ」 
 ガイは明るく話した、そしてだった。
 変身を解いてそのうえでロードワークに向かった、戦士達は戦闘訓練だけでなくランニングやサーキットトレーニングも行っていた。
 それで訓練が終わるとだった。友奈達はもう体力の限界だったが。
 その友奈達にだ、浅倉は鋭い目で言った。
「食え」
「食べものをですね」
「まずは、ですね」
「そうだ、食わないとだ」
 それこそというのだ。
「明日は何も出来ない」
「そうですね、確かに疲れてますけれど」
 それでもとだ、風が応えた。
「食べないと、ですね」
「これも戦いのうちだ」
「その通りですね」
「昼はうどんだったが」
「今晩は」
「バーベキューだ」
 見れば夜の海岸にそれを出している、鉄の網の上に多くの肉がある。
「どんどん食え」
「わかりました。ただ」
「ただ。何だ」
「このお肉何ですか?」
 風は網の上の肉を観つつ浅倉に尋ねた。
「牛肉でも豚肉でもないけれど」
「鶏肉でもないですね」
 友奈も言った。
「これは」
「焼くと白くなるわね」
「少し匂いもあって」
「ちょっとね」
「見たことのないお肉ですね」
「鰐だ」
 浅倉は一言で答えた。
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