暁 〜小説投稿サイト〜
フォース・オブ・イマジナリー
Turn:16 宮導チカゲ
[1/6]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
ドラゴンエンパイア支部では週末のイベントに向けた準備が進められていた
「そっちの区画遅れてるわ、だれか手の空いてる人手伝ってあげて」
「お袋」
「っと、ヤイバ、来てくれたのね、ちょうどいいわ、そっちの設置手伝ってあげて」
「わかった」
指示を出していたチカゲがヤイバに気付くとすぐさま指示を出した

Turn:16 宮導チカゲ

「宮導君、ちょっとこっち手伝って!」
「ん、おお、飛鳥も来てたのか」
「ほら、そっち持って」
コユキと共に備品を運ぶヤイバ
「メガラニカ支部での活躍は聞いたよ、すごいじゃん」
「結局勝てなかったけどな」
「勝つつもりでいたんだ………」
「当たり前だろ、っと、どこ置くんだこれ」
その様子を見ていたマモルはふとヤイバの様子を気にした

その日の仕事が終わった後のオフィスでチカゲとマモルがファイトしていた
「アタック」
「うぅ、負けたぁ」
「ヤイバ君、メガラニカ支部の大会頑張っていたようじゃないか………」
「ええ、まぁ、嬉しそうに話してましたよ………私も映像見せてもらいましたけど、本当に楽しそうで………」
嬉しそうに語るチカゲの様子にマモルも口元を緩めた
「イベントクエストにも来てくれるようだしね」
「私は仕事ですから、影ながら応援させていただきますよ」

ドラゴンエンパイア支部に集まったたくさんのファイターたち
今日のクエストは迷路を抜けながら途中のヴァンガードクイズに正解して先に進んでいくものだ
「えっと、グレード3のヴァンガードがいるときにパワー+3000………これ前に見たスキルだな………確か綺場とファイトした時………」
扉にかかれたイラストは2つ。文武の騎士 ジャーロンと至誠の騎士 ベルギウス
「綺場が使ってたのはベルギウス!」

観覧席でヒトミとアリサが観戦していた
「隣、いいかしら?」
「ミライさん!それに飛鳥さんも」
ミライとコユキが二人の隣に座って一緒に観る
「それにしても、矢代さんは出なくてよかったの?」
「体力に自信がなくて………カードの知識もあんまり」

「アタックした時ソウルブラスト1でスタンド………ディアマンテスかタイダル・アサルト………」

「うわ、意地悪な問題ですね」
「どっちもアタック時にスタンドするユニットだからねぇ、でも決定的な違いがあるからちょっと考えればわかるわよ」
「えっと………あっ!手札捨てないから」
「そう、答えは」

「タイダル!」
タイダル・アサルトの扉に入っていくヤイバ

迷路を無事に突破したヤイバは息を切らしていた
「俺の相手は………」
「私です」
階段のスロープに腰かけ滑るように降りてくる小さな少女
「君が?」
「はい、志野田ナズナといいます」
「俺は宮藤ヤイバ、よろしくな
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ