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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第31話 もう一度の挨拶と違和感
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 そういうことをしていると、スバルのデバイスであるマッハキャリバーと、ティアのクロスミラージュに連絡が入って、午前の訓練は中止。6時半にブリーフィングルームへ、そう連絡が入った。
 まだ少し時間があるということで、2人に手伝ってくれた御礼として飲み物を奢ってるというわけで。2人に飲み物を渡して、と。

「別にいいわよ。だけど、奏のはそんなにツライものなの?」

 小さくありがと、と言いながらティアナが心配そうに聞いてくる。スバルも同じ気持ちらしくジュースを飲みながら頷いてる。

「そうだねー間違いなくキツイ方だねー。私は凄く運がいいとさえ思う。少し気分悪いなーって思う程度だもん。ここ数ヶ月来てなかった分余計にかな? 後は向こう2週間は絶不調。しかも今までの経験則だと間違いなく近いうちに後一回は来る」

「「……うわぁ」」

 説明すると納得してくれたらしくそれ以上は言わなかった。実際奏の場合は特に酷い。凄く不定期で尚且、うめき声を出す程酷い痛み。しかも調子が悪い時は熱や嘔吐までやってくるし、今回のはまだマシな感じ。市販薬で抑えてるけど、それでもキツイのはよっぽどだ。
 いつだったか、何個か前の部隊で休ませてほしいと伝えても無理して出て、響がその隊長をどつきまわした時には驚いたっけなぁ。

「そう言えば、今日の午前の訓練何かあったのかな?」

「……うーん。短く一言だけだし、今日は違う事をするか、もしくは不具合が起きたのかしらね」

 スバルとティアの会話を聞きながら、そう言えば昨日の晩御飯の時、響と流来なかったな−と思ったりする。いやーあのロン毛。エリオとキャロは勿論、ヴィヴィオちゃんにも悲しい顔させたのはギルティなんだけど、どうしてくれようか?
 ……それににしても、響に背中押してもらったのに、まだ流としっかり話せてないんだよね。や、話はしてるよ。他愛もない話。スターズで話する程度には全然。
 
 あれ? って思ったのが、分隊訓練をしていた時だった。
 スターズ、ライトニングにしっかり別れた場合の戦線の組み方、絡め方、展開を確認している時に。
 私は割と合わせられる。慣れてるし。それより組みにくい人とかと組んでた事あるし。
 ティアも割と合わせてくれるからやりやすかった。中距離をメインにしているし、私もいざとなれば近距離出来たし。
 
 だけど、割と相性が悪いと言うか……何処か合わないのが、流とスバルだった。
 スバルを前に立てれば、流の射撃、砲撃が上手く通らず。むしろ味方を撃ちそうになっていたし。
 流を前に立てて、スバルと同じラインにすれば、一応は噛み合うけれど、本質は全然上手く噛み合わず結局各個撃破してたし。
 それでも流は一歩……いや、上手くタイミングをずらしてスバルに合わせようとして
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