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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第30話
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にアルスターの民達の護衛を手配するような事を口にしていましたが、メンフィル帝国は幾ら爵位を与えたとはいえ、遊撃士のエステル殿達の要請に応えて”軍”を動かす程エステル殿達の存在を重視しているのでしょうか?」
「…………実はメンフィル帝国から爵位を貰っているエステル君とミント君には”名目上”はそれぞれを護る為のメンフィル帝国兵によって結成されている親衛隊が存在しているとの事なんだ。だから彼女達はいざとなったら、自分達を護る為に存在している数百人規模のメンフィル兵達への指揮権が存在しているから、アルスターの民達を守ってくれているメンフィル兵達は二人の指示によるものだと思うよ。」
「ハアッ!?あの二人がメンフィル帝国から貴族の爵位をもらっている話は知っていましたけど、メンフィル軍の指揮権まで貰っていたんですか!?」
「しかもエレボニアよりも精強なメンフィル帝国軍を数百人規模も動かせるんだから、冗談抜きで”戦争”に介入できるじゃん。」
アルゼイド子爵の質問に答えたオリヴァルト皇子の驚愕の答えに仲間達と共に驚いたサラは信じられない表情で声を上げ、フィーは真剣な表情で呟いた。
「ハハ、遊撃士である事を誇りにしている彼女達が戦争に介入する為にメンフィル軍を動かすような事は決してないよ。――――――それよりも手分けして”アルスター襲撃”の情報収集を始めようか。」
フィーの言葉に苦笑しながら否定したオリヴァルト皇子が提案しかけたその時
「――――――それなら俺達の話を聞いた方が色々と手間が省けると思うぞ?」
男の声がオリヴァルト皇子達の背後から聞こえ、オリヴァルト皇子達が振り向くと背後にクロスベル帝国軍の兵士達を控えさせたヴァイスがリセル、マルギレッタ、リ・アネスと共にオリヴァルト皇子達に近づき、オリヴァルト皇子達と対峙した――――――
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