暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第29話
[10/10]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
口にし、アルティナの感想にセレーネは冷や汗をかいて指摘し、エリゼとステラは疲れた表情で頭を抱えて溜息を吐いた。

「あの…………こちらに来る前に、公女殿――――――いえ、ミュゼは僕と母、それとメンフィル・クロスベル連合の使者の方達と共にアリシア女王陛下達にご挨拶をしたのですが…………実はミュゼがミュゼもメンフィル帝国軍に入隊した事を説明して、その理由がリィン少佐と結ばれる事を説明した時に、オリヴァルト殿下や”Z組”の方達も同席していましたから、少なくても”Z組”の方達はミュゼがリィン少佐を狙っている事はご存知かと。」
「ええっ!?」
「ハハハハハハッ!って事はあの公女さんは”Z組”のリィンに落とされた女連中に”宣戦布告”をしたのかよ!今回の戦争で”Z組”の連中と相対する時が来る事が”色々な意味”で楽しみになってきたな♪」
困った表情を浮かべて答えたクルトの説明を聞いたセレーネは驚きの声を上げ、フォルデは腹を抱えて笑った後口元に笑みを浮かべてリィン達の様子を見守っていた。

こうして…………リィン達に更なる新たな心強き仲間が加わった。


一方カレイジャスに戻ってクロスベル帝国の入国方法について話し合ったアリサ達はオリヴァルト皇子の提案である『クロスベル帝国政府に入国許可を取って正面から堂々と入国する』という信じ難い提案に難色を示しつつも、他に良い案もなかった為オリヴァルト皇子の提案に乗る事にした。

そして翌日カレイジャスはエレボニアとクロスベルの国境にして、メンフィル・クロスベル連合軍が駐屯しているベルガード門へと向かった――――――

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ