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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第6話 出張任務 後編
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すぎる。
 特に魔力という概念のない地球から、わざわざ訓練校へ行った事務の4人の違和感もや。魔力がないにもかかわらずミッドへ来て、訓練校に入ったのは……もしかすると魔力が成長すると考えたから? もしかすると、身内、知り合いに管理局員がいてそれで知った? それにしても妙や。
 そう考え、私の目が届く範囲、各隊長達の手が届く範囲に置こうと思っても、彼らは事務員が良いと言う。理由は何かと聞けば、大体定時に帰れるし。残業になりそうでも、明日回せる分しかないからという。何より、魔力がない(・・・・・)から資格取得のための勉強もしたいという。
 ある程度落ち着いて来たら事務に戻すし今だけどう? と伝えても、十分にロングアーチが育って、後は経験値を稼ぐだけだから、自分たちは邪魔になると拒否された。

 彼ら四人もスパイの可能性があると言われてからは、たしかに怪しく感じた。付かず離れずの距離を保っているようにも見えるし、何よりこれと言って情報収集の為に動いてないようにも見える。

 なんというか、意識すれば怪しく見えるが、そうでなければ全然そんなこと無い普通の存在なのだ。事実、彼らはまだFW陣。つまりスバル達とはまだそんなに話せてないし、時間が噛み合わないからわからないという。
 これもまた意外だった。事務員故に、時折作戦の報告書にも目を通すが、あくまで簡略化されたものしか見てない以上、さらなる情報を引き出すために、FW陣と仲良くなっていてもおかしくない。

 最近ようやくFW陣を見るようになったけれど、それはあくまで響達が来てからの話で、相変わらずまだ話せてない様子だ。

 彼らの疑念については一旦置いておこう。次に最近機動六課に来た4人。特に響達3人について、だ。
 これが最近の悩みのタネだ。少し前にアヤさんと連絡を取り合った後。メールで彼に付いての情報を頂いた。
 響に関しては大体の行動原理が謎と書かれていた。正確には、作戦中、たしかに的確に指示を出して居るけれど、単独行動もしている模様。そして、姿が見えなくなった時、そういう時に限って何か面倒事が起きているらしい。スバル達が響と初めて会ったあの日も、彼が目を離し、席を外したその後にロストロギアの反応が発生。更にはガジェットも現れたという。
 それ以外にも、今の部隊でこそ減ったものの、それまで所属していた部隊の不祥事がことごとく表面化しているという。特に彼が所属してからそういうことが頻発するとまで言われている。

 それが本当ならば、私達も気をつけなければと、改めてなのはちゃんやフェイトちゃんにもこの事を伝えた。守護騎士の皆にも、だ。だけど、意外だったのがシグナムや。
 シグナム曰く、そういうことをするような者ではないかと、と言っていた。大事な家族の証言やし、尊重したいけれど。それ
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