暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン ー合わさる剣は2つの世界を一つにしてー「ある科学者とある剣士の物語」
最終話「ゲームクリア」
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
たな表現方法の確率が人間の可能性を次の次元へ、か。まったく世の中を知らない若造の発想だ。がそういう何者にも縛られない感性を忘れていたかもな。まるで子供のような。どうしてかな私も持っていたはずなのに」
「茅場さん、ぼくはまだ子供なんですよ、あなたのように自分の世界をこの現実に本気で創り出そうとしたとき物質世界はいろんなものをあなたに背負わせたはずだ。あなたは世界を創り出せる側に行ったんです。それで大人になれてなければ、このナーブギアだって初期不良でこのデスゲーム自体に致命的な欠陥を残すはめになる。空想を形にするのは、子供から大人になる、そういう二面性を持ってるんだと思います。だからといって子供の気持ちを忘れているわけではない。結局、上昇思考、自分は人よりも優れたものになろうとする。それよりも下降思考、人と自分は同じ人間である。別に人より優れたものになろうとせず、いつも人といやそれより下の目線で人と付き合う世界に向き合う。そんな思考があってもいいと思うまあ、だってそんな人ばかりだと疲れませんか?こっちが疲れてんのに「何ネガティブになってんの?ポジティブにいこう!」とか少しは休ませてくれとおもいませんか?」
「ふむ、くっくっくはっはっはやはり君の話は面白い、実はね、君と仕事の帰りにお茶をする時間はいい私の気分転換のひとときだったよ。君の子供っぽいところがかなり助けられた、しかし肉体がなくなってまだ私は君の話を楽しみにしている」
「で、ぼくの前に現れるとき。あなたはいつも話すべきこと、話題を一つは絶対に用意している。今までの話はただのおしゃべり、あなたはぼくから聞きたいんでしょう、なぜあのシークレットコードをぼくが使えたかそうじゃなきゃこの物語は終わらない」
「そうだ、私はこのコードは誰にも教えてない。どうしてあのとき、「内蔵上げ」をする余裕があったんだ、私はコンマ0秒に近い速さで動いたはず、内蔵上げは準備二時間のかかる技だと思うが」
「なんのことはない、私も加速世界を体験したことがあるんですよ、ていうかそれそんなに特別なことですか?よく風邪で寝込んだとき、周りがものすごくゆっくり感じたり逆にはやくかんじたり経験したことありませんか?体が危機に瀕するとたぶん脳が活性化するんだと思うんです。で、ぼくが実験のとき、一度だけものすごい高エネルギーがぼくのナーブギアに流れたことあったでしょう、あのときぼくは加速世界を体感し同時に未来視を体感したのです。そこでは加速世界を舞台にした対戦ゲームをナーブギアのようなものにインストールして遊ぶそんな未来のヴィジョンを見たんです」
「ふむ、そのゲームの作者は?」
「いや作成者がわからないんです」
「くっくっくそうか、そうだったか、いやこれは」
「あと、ぼくのもう一つの力、ステータスの裏コードの可視化、茅場さんはユイと
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ