暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第132話:Ignis
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クロバットじゃねえ」

攻撃方法も殺傷力が低い攻撃ばかりでネクロバットの最大の特徴であるダークホールドも使い手が弱いので宝の持ち腐れと化していた。

「て言うか何でトレーニングメニューのボスってこんなに偏ってんだろうな?レプリフォース大戦以降のボスなんてみんな出てるぞ?」

「レプリフォース大戦以前のデータは古くなっているからな…ルインはメタモル・モスミーノスとコマンダー・ヤンマークとのコンビと戦ったんだよな?」

「モスミーノスはともかくヤンマークに至ってはほぼ何もさせずに撃破したがな」

これまたゲイト製のレプリロイドであるヤンマークのオプションの光弾をルインはPXアーマーのバリアで無力化し、十字手裏剣の連発でルインは速攻でヤンマークをフォーメーションウワァー!の断末魔と共に倒した。

モスミーノスはヤンマークよりは戦いらしい戦いをしたが、ゴミ関係のレプリロイドのためかFXアーマーのメガトンクラッシュで燃やされてしまった。

「ゼロはイーグリードとアシッド・シーフォースのコンビだったね」

「ああ、だがやはりプログラムだからな。本物のイーグリードに比べれば動きは単調だし、シーフォースは液体金属のボディを凍らせてしまえば後はどうにでもなった。」

やはり何度もぶつかり合った親友だ。

イーグリードの戦闘スタイルは完全に理解しているし、シーフォースは一度エックスがフロストシールドで凍結させたのを見たからすぐに片付けることが出来た。

そんな5人のやりとりに、エイリアは思わずくすりと笑った。

まるでずっと一緒の仲間、そうでなければ兄弟のようだ。

その後もしばらく続いている会話をBGMに、エイリアは再びコンピューターに向かい合い、しばらくして異変に気付いて複数の反応がモニターに映る。

モニターに映るのはウェントス、イグニス、グラキエス、テネブラエの4人のレプリロイド。

「この4人のいるエリアは電波障害が酷くて、状況を知ることが出来ないし、ハッキングも出来ないの。だから…」

「ああ、このエリアには俺が行けってんだろ?」

「そうよ。ごめんなさい。あなたに頼るようで」

「気にすんな。これも俺の仕事さ。さて、まずはこのエリアに行くか」

ルナが指差したのはかつてのシグマの反乱で、シグマについた元特A級ハンター、バーニン・ナウマンダーが占拠した工場地帯である。

そこにいるイグニスから撃破しようというのだろう。

「奴らが何者で何の目的があるのか知らないが、今は戦うしかない。」

「みんな、私が彼らと戦うよ。」

全員で行けば的になる可能性もあるために、彼らの弱点を良く知るルインがルナと共に出撃することに。

「ルイン、気をつけて」

「うん、大丈夫だよエイリ
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