暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百八十八話
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
鈴と俺は学校近くのスイパラに来ていた。

「よく食べるわね、アンタ」

「ぅゆ? 鈴だって気功使えるんだから基本太らないでしょ? っていうか多少肥っといた方が強いでしょ?」

「まぁ…否定はしないけども…。肥るのは嫌ね」

等と言いつつ鈴もかなり食べてはいる。

「普通の女子の三倍は食ってねお前?」

「アンタもね。夕飯前にそんなに食べて入るの?」

「んー…食べようと思えば。だって俺食わなくても生きていけるし」

束さんと箒から母乳さえ貰えれば生きていける。

だって吸血鬼だもの。

「へー。彼女のおっぱい飲んでたら生きていけるのね」

「ぶふっ…!?」

コーヒー吹いた。

「な………なぜそれを………?」

「正月、アンタが居ないとき箒が来て飲ませてくれたわよ?」

あっそ…。

「アンタ…かなりの変態だったのね」

「違う。あれは箒が悪い」

俺はわるくねぇ。

言い出しっぺは束さんだし張り合ったのは箒だ。

「ま、いいわ」

よくねぇよ。

俺は変態じゃねぇ。

「まぁ、それはそれとして、本題に入るわ」

本題?

「えー…難しい話とかやめよーぜ。せっかく甘いもの食ってんのに」

「大丈夫よ。単にアタシが中国に帰るってだけだもの」

「ふぁ!?」

鈴が中国に!? なんで!? あと一年あるだろ!?

「アタシ、中国でママと修行してくる。そんで、箒と同じくらい強くなる」

「へ、へー…そうなんだ…」

なるほど…要するにバタフライエフェクトの一種か。

いやバタフライってレベルじゃねぇけど。

「二年。二年で強くなってまた戻ってくるわ」

「そっかー…。やっぱ鈴もIS学園行くんだな」

「へ?」

「考えてなかったのか? 箒を超えるなら行き先はIS学園で決まりだろ」

「あー……それもそうね」

でもまぁ、鈴なら箒に追い付けよう。

「そのためにはまず、素手で第二世代ISとやりあえるようにならねぇとな」

「そうよねー…」

「なお箒はラファールのサブマシンガンくらっても青アザで済むくらい堅いぞ」

「えー……アタシまだ九ミリ止まりなんだけど」

「どうやって試したよお前」

「こないだパパの部屋から黒星借りて掌撃ったら怒られたのよねー。
ゼロ距離で撃ったから銃身内で弾丸潰れて壊れたのよ」

それは壊したから怒ったんじゃねぇよ。

娘が自分の掌撃ったらそら怒るわ。

「ん? ハオさんは?」

「『お前達の帰る場所を守っとく』だってさ」

「シャオシンは何て言ってた」

「爆笑してた」

最悪だなアイツ。

「でもその晩トイレに起きたら…」


[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ