暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
艦娘とスイーツと提督と・35
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艦娘でのランキングでも堂々の2位であり、空母筆頭の名は伊達じゃない。

2位:翔鶴。装甲空母に改装してから出番が激増。メキメキと頭角を表している。

3位:赤城。加賀と共に鎮守府を支えてきた空母の一翼。最近は鶴姉妹に出番を奪われがちだが、いざという時の安定感半端ない。

4位:瑞鶴。姉の翔鶴と共に装甲空母の必要な場面で大活躍。『加賀に勝つ!』と公言しちゃあいるが、どう見ても後輩としてデレている。

5位:雲龍。正規空母の中ではコスパの良さがウリ。俺に振り向いて欲しいからと頑張る姿は意外と健気だなぁと思う。




……とまぁ、こんな感じで空母の中でもこのドスケベは実力者なんだよ。青葉には『これ提督への愛情度ランキングじゃないんです?』と言われたりもしたが気にしない。

「提督、私ね?前世では苦労した分正直に生きようと思うの」

「ほぅ?」

「だから、美味しい料理を食べる事も、好きな人の腕の中で眠る事も、この人の姿でしか出来ない素敵な事。だから、それを邪魔される事が我慢ならないの」

 そう言いながら雲龍は俺に胸を押し付けながらしなだれかかって来る。

「要するに、本能のままに我が儘に生きたいって事か?」

 俺がニヤリと笑ってみせると、

「……そうね、そうかもしれない。提督は我が儘な女は嫌い?」

「……いいや、大好物だ」

 そう言って雲龍を抱き締めながら唇を重ねる。そのまま座っていたソファに押し倒し、折角着た服を脱がせていく。……まぁ、たまにはこういう獣のような休日も悪くねぇさ。
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