暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第72話:Falling in love
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
現在、エックスとルインはトレーニングルームで白衣を身に纏っているエイリアに見守られながら模擬戦を行っている。

『模擬戦を始める前にエックスに幾つか言っておくことがあるわ。サードアーマーの復元が出来たんだけど、やっぱり解析が不完全で完璧ではないの。この模擬戦はどれだけサードアーマーの再現が出来たかのテストでもあるから、2人共、お願いね』

「「了解!!」」

エイリアが復元したレプリカのサードアーマーを身に纏ったエックスがルインにチャージショットを放つ。

「たあっ!!」

対するルインもZXセイバーでそれを斬り裂いて掻き消し、バスターに変形させてを構えるとショットを連射する。

エックスはそれをエアダッシュを駆使して回避し、特殊武器を繰り出す。

「レイスプラッシャー!!」

タイガードの特殊武器を放ち、ルインに回避行動を取らせるとチャージを終えたバスターを大型ドリルに変形させる。

「トルネードファング!!」

「フリージングドラゴン!!」

LXアーマーに換装したルインはチャージしたハルバードを振るって氷龍を召喚し、エックスに放つ。

チャージトルネードファングのドリルと氷龍は激突し、ドリルによって氷龍がガリガリと削られていく。

「トライアードサンダー!!」

氷龍が砕けたのと同時にチャージトライアードサンダーを繰り出し、ルインもFXアーマーに換装してチャージしたナックルバスターを構えた。

「メガトンクラッシュ!!」

チャージトライアードサンダーの拳とFXアーマーのメガトンクラッシュが激突し、あまりの衝撃にサードアーマーが耐えきれず崩壊してしまう。

「「あっ!!?」」

『……耐久性に問題ありね…ありがとう、2人共………』

エイリアのガッカリしたような声色に何故か此方が悪いことをしたような感じを覚えた。

『エックス、耐久性以外にもサードアーマーに問題がないかを聞きたいから来てくれる?』

「ああ、分かった。それじゃあルイン。次の仕事までゆっくり休んでくれ」

「うん」

エックスがトレーニングルームを後にしてエイリアの元に行き、ルインはライフボトルを口に含んだ。

「ルイン副隊長、休憩中に失礼します」

「ディザイア?どうしたの?」

声に反応してルインは振り返ると、ライフボトルを飲むのを止めて珍しい来訪者を出迎える。

ディザイアは手に資料の束を持っていた。

「資料をお届けに来ました。他の者がお忙しそうでしたので、私が代わりに…」

ディザイアは現在のハンターベースで貴重なA級ハンターのため、隊長や副隊長のエックスやルインの次に多忙な職務に追われるディザイアは滅多にルインと会うことはない。

だが、たまにはルインの顔を
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ