暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第69話:Golden
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
はい、俺は…)みんなの未来と笑顔のために戦う!!」

エックスのボディが急速で再構成され、サードアーマーは全ての潜在能力が解放されたことで純白から金色に変わる。

「な、何!?」

「シグマ、世界をお前の思い通りにはさせない。お前がどれだけ強くなろうとだ!!」

黄金の輝きを纏いながら、エックスは鋭い眼光でシグマを見据える。

「馬鹿な…確かに貴様は直撃を受け、バラバラになったはず…だが、貴様が如何なる“力”を手に入れてもわしは勝つ!!わしの野望は誰にも邪魔はさせん!!誰にも砕かせん!!」

シグマはエックスに向けてミサイルを乱射するが、エックスは全く動じない。

「クロスチャージショット!!」

アームパーツの潜在能力の解放により、チャージ無しによるフルチャージショットの連射が可能になったエックスはクロスチャージショットを連続で繰り出してミサイルを全て迎撃する。

「す、凄い!!」

「なっ…何だその力はーーーっ!!認めんぞーーーっ!!」

驚愕するルインとシグマ。

シグマはバスターによる砲撃をエックスに放つが、これもボディパーツの潜在能力の解放で強化されたディフェンスシールドで無効化された。

「ルイン!!」

「うん!!」

エックスがセイバーを構えてルインに叫ぶとエックスの考えを察したルインもZXアーマーに換装し、オーバードライブを発動させるとセイバーを構えた。

「俺はみんなの未来のために戦う。ルインやゼロ達との明日を築くために、俺は…俺達は…勝つ!!!」

潜在能力を解放したサードアーマーのエネルギーを全てセイバーに収束させたエックスはルインと共に斬り掛かると一撃で両断し、エックス達はすぐにこの場を離脱した。

両断されたシグマは爆発を起こし、城とその周囲を吹き飛ばす。

そしてシグマの城から脱出したエックス達は互いに無事であることを確認して安堵の息を吐いた。

「はあ、何とか勝てたね」

「今回のシグマも強敵だった。ライト博士が力を貸してくれなければ負けていたかもしれない。」

潜在能力を全て解放したサードアーマーも役目を終えたことで元の純白に戻っている。

「これでようやく平和が戻るんだね。さーて、戻ったら面倒な手続きをしないとね」

「あ、そうか…すっかり忘れてたけどルインは今まで機能停止していたんだよな…」

再びハンターとして活動するには様々な手続きをしなければならないため、ルインは溜め息を吐いていた。

「さて、帰ろうエックス…みんなが待っているよ」

「…ああ」

ルインの差し出した手を握るエックス。

こうしてまたゼロを含めた3人での活動が出来るのだと胸を弾ませた。

「ククク、残念だったな。お前達はゼロ達の元
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ