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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第59話:Star
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このままでは説教になりそうなので慌てて話を変える。

それにエイリアは呆れながらも笑ってしまう。

『もう…とにかくエックス…気をつけて…何度も言うけど、私はあなたの無事を祈ってるから…頑張って』

「うん、ありがとうエイリア」

通信を切ると、まずは自室に向かい出すエックス。

そしてエックスの後ろ姿を見つめる第17精鋭部隊の部下達。

「はああ、良いなあエックス隊長…彼女持ちで」

「いや、エックス隊長とエイリアさんはお付き合いはしてないそうだぞ…まあ、時間の問題だろうが…」

「だよなあ…それにしてもエックス隊長は俺達に指示を飛ばす余裕ねえよな…」

「第17部隊には副隊長がいないからな…ルインがいれば副隊長だったろうがいないしな。それに副隊長の代理になりそうなビートブードは行方不明だし…しばらくは独自で動くしかないだろ…今頃あいつはどうしてんのやら」

今はいない数少ない特A級ハンターであるビートブードの姿を思い出した隊員が思わずぼやく。

「あれ?そう言えばビートブードがいなくなったのって…ゼロ隊長が戻ってきてしばらくしてからじゃなかったか?」

「ん?…確かにそうだな…」

ゼロが戻ってきてからビートブードは姿を眩ましたことに隊員は不安を抱くのであった。
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