暁 〜小説投稿サイト〜
ウルトラマンゼロ 〜絆と零の使い魔〜
黒魔術-Dark Majic- /Part4 復活のシジルさん
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「か、会長!クリスさんにティファニアさんまで!」
突然クリスに背後から声を掛けられ、シエスタとハルナは驚いて声を上げる。
「二人とも、なんで隠れてたの?何か見られたらまずいものでも…」
「い、いえいえいえいえ!!そんなことないですよ!」
誤魔化そうとするシエスタとハルナ。
「あら、あそこにいるのはルイズと、平賀君かしら」
二人が隠れていた看板の向こう側、そこの店は水着やサーフボードなどの海水浴グッズを売ってるサーフショップだった。アンリエッタたちはその店に並べられている水着を見ているルイズとサイトの二人を発見する。
「なるほど、意中の殿方がルイズと一緒なのが気になったのね」
観念して二人は頷いた。
「…はい。最近、サイトさんがあまり私とも接してこなくなって、もしかしたら意中の女性でも作ってしまったのかと思って…」
「帰り際に平賀君がルイズさんに半ば強引に連れていかれたのを見て、私たちどうしても気になって後を追ってたんです」
「その気持ちはとてもよくわかりますわ。私も恋人がいる身、他の女性の影がその方にちらつくと、どうしても不安に駆られてしまうもの」
「でもだからといってのぞき見と尾行は感心しないわ。まだ二人とも、彼と正式な交際をしているわけではないのでしょう?これではストーカーと思われてしまうわ」
「は、はい…すみません」
注意を受け二人は反省と同時に元気を無くしたように俯く。
「見たところ、ミスコン用の水着でも買いに来たのではないか?」
「水着…!」
「尾白、抑えろって」
サイトたちの様子を観察し、クリスが口にした水着という単語を聞いて尾白が反応を示し、憐がそれを指摘して抑えるように言う。
「あら、サイトさんが一人で出てきましたよ」
シエスタがいち早く反応し、ハルナが、そして他の面々も隠れたまま注目する。
「うぅ、サイトさん、酷いです…私に黙って他の女性とデートだなんて…やっぱり小さい子の方が好みだったりするんでしょうか…最近私にあまりかまってくれていないし…」
物陰からサイトを覗き込みながら、シエスタは嘆く。今すぐにでもサイトに問いただそうとうずうずしているが、まだ機会をうかがおうとじっとこらえていた。
一方、シエスタの話を聞いて、ハルナは自らの胸元に目を落とす。
(…平賀君、てっきり大きい方が好きだって思ってたけど、もしかして案外…)
ふいに自分の胸を、見られないように揉みだした。
…こっそり説明するが実は彼女、服の上から見るとシエスタにも引けを取らないグラマラスな体系のように見えて、実はルイズほどのサイズではないものの『小さい』方だった。なぜ大きく見えるかというと、女の子の秘密道具を仕込んでいるからである。
(案外、必要なかったのかも…)
「あの、ハルナさん。どうして自分の胸を…?」
「!?こ
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