暁 〜小説投稿サイト〜
ロクでなし魔術講師とWの戦士
目指すはT/捕らわれる生徒達
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んだから!! 」

「ちょ…ちょっとシスティ!? 」

「グレンを追いかける 」

システィーナを筆頭にルミア、リィエルもグレンを追って洞窟に入っていった。

そしてグレン達が去った後

「俺達はどうする? 」

残されたカッシュ達は

「まぁ僕はこうなるだろうと予感していたさ、先生の言うように自由行動というわけで僕は学院に帰らせて… 」

一人帰ろうとするギイブルだが

「なら俺はシスティーナ達を追うぜ!洞窟だなんてワクワクするしよ! 」

「あっ、待ってよカッシュ!? 」

カッシュ、セシルは洞窟に向かっていき

「私はごめんですわ!洞窟だなんてじめじめしたところなんて誰が… 」

「まぁまぁ、そう言わずに行こうじゃありませんか 」

「先生達が心配だしね 」

「ちょ…ちょっと!? 」

ウェンディ、テレサ、リンも洞窟に向かっていき

ただ一人残されたギイブルも

「ったく、僕だけ戻るのが馬鹿馬鹿しくなってきたじゃないか 」

何だかんだ言いながら洞窟に入っていくのだった。

『グレン、君って悪だね 』

「うるせぇ!!俺は元々宝探しに来たんだ。あいつらが勝手についてきただけだっての 」

一方

「ったく!あいつったら!! 」

「お…落ち着いてシスティ 」

「システィーナ、怒ってる 」

グレンを探しながら三人が歩いていると

ゴロゴロッ…

「「「んっ? 」」」

三人の後ろからゴロゴロッという音が聞こえ、三人が振り向いてみると

ゴロゴローーッ!!

後ろから大きな岩が転がってきた。

「うわあぁーっ!! 」

「何でこんなとこに大きな岩が転がってくるのよーっ!! 」

「斬る! 」

「ダメだよリィエル、今は逃げて! 」

大岩から必死で逃げる三人

すると

「あそこに横道がある!逃げるわよ!! 」

サッ!

三人が横道にそれると

ゴロゴローーッ!!

大岩はそのまま通りすぎていった。

「た…助かったぁ〜!? 」

「怖かったね 」

ほっと安心したのも束の間

バタンッ!!

「「「えっ? 」」」

「ああぁーーっ!! 」

「きゃあぁーっ!! 」

「落ちる 」

突然足元に穴が開き、三人は落ちてしまったのだった。

一方その頃

「くぅーっ!!やっぱ洞窟の中って冒険って感じだよな 」

「カッシュったら喜んでるね 」

「こういう状況を喜べるカッシュさんが羨ましいですわ 」

「完全に迷ってしまいましたからね 」

後から入ったカッシュ達が迷っていた。

「おかしいな、単純な構造だから迷うはずないん
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