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吸血鬼になったエミヤ
031話 日常編 悪魔襲撃(前編)
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いた。
ネギ自身もまだまだ修行を頑張らないといけないという気持ちでまた走り出していった。

「もーあいつまた一人で気負って張り切っちゃって」
「あやーネギ君またフラフラになってまう? ネギ君て少し頑張りすぎる性格やなー」
「マジメすぎんのよ」
「…その性格もネギ先生の過去を聞いた後では納得とゆーカンジですが…」
「うーーーん…まぁホントだったら近所の悪ガキとバカなコトして遊んでるような年頃なのよね…」
「そうですね…しかし先生の周りには年上のお姉さんばかりですし」
「そ言えばネギ君てカモ君以外にはいつも敬語やしねー」
「ま、まぁな」
「んー…同い年の友達でも日本にいればえーのになー」

一同がネギの事を心配している天井の上では悪意あるものが「ククク…」と笑っていた。
そしてネギは途中で委員長と出会い「その服も似合っていますね」と英国紳士として褒めていた。
それで委員長も気を良くしその気分のまま部屋に戻ったが中がなにやら騒がしい事に気づき扉を開けた途端、小太郎が腹に突貫してきて委員長は直撃をくらい倒れてしまった。
その後、復帰した委員長はこの子はなんですの!? と問い詰めたがさらっと千鶴が、

「この子は夏美ちゃんの弟の村上小太郎君ですわ」

それに夏美と小太郎は驚愕の顔を浮かべるが千鶴の怖い笑みに黙らされた。
委員長もそれで納得し一時は落ち着くかと思われたが、小太郎の「このおばさん誰や?」と失礼な発言をしてしまい喧嘩になってしまった。
ネギとの違いに大いに叫ぶ委員長。
その後機嫌を悪くしてしまい自室に入っていってしまった。

「小太郎君おばさんはないと思うよ」
「ま、まぁな。老けてるゆーたらどっちかっつーとこっちのちづる姉ちゃ…「何か言いました?」…いや、なにも!?」

千鶴の威圧の笑みにまたしても黙殺されていた。

しかしまたしてもその天井裏では何者かが密かに会話をしていた。

『どうかね?』
《見つけたゼ。学園の近くで返り討ちにした奴ダ》
《混乱の魔法が効いたのか女といちゃついてるゼ?》
《一時的な記憶喪失デスネ》
『よろしい。ではそちらから片付けよう』
《犬上小太郎は懲罰により特殊能力を封じられてマス》
《気は使えますガ…》
《今なら楽勝ダナ》
『よろしい君達は作戦通り事を運び給え。ハイデイライトウォーカーに気づかれぬように。それとシホ・E・シュバインオーグには相手がいるから出てくるまでほっといていいだろう』
《ラジャ》

声の主の従者達は行動を開始した。
そして声の主は雨の降る中、もう一人の人物と会話をしていた。

「やれやれ…では始めるか」
「フフフ…そうですね、ヘルマン」
「正直に言えば私はあなたが苦手な部類に入るのだがね…しかし今回は協力者ゆえ私が終
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