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前世の知識があるベル君が竜具で頑張る話
そーま
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「はぁ…そないな事せんでも、可愛い子供のお願いや。聞いたるわ」

「じゃぁソーマはいらない?」

「要るッ!」

わっかりやす……。

「じゃぁこのソーマは別の取引材料にしようかな」

預けていたアレを返して貰おう。

「で? ソーマの事やったか?」

「うん」

「じゃぁ、話したるわ」

side out







そやなー。あれは何年前の事やったかなぁ…

うーん…まだリヴェリア達が居らんかったから、15年以上前の事やったかなぁ。

うん。まぁ、そんくらいや。

こん酒との出会いはウチがフラーッと入った居酒屋での事やった。

パラパラとメニューを見た時、ふっと目に入ったんや。

やけに高い酒やなー。

そんな事を思いながら、気になって頼んでみたんや。

マズかったら暴れたろ思っとった。

おいおい。そんな顔すんなや。

流石のウチも冒険者のやっとる酒場で暴れんわ。

そんなことしたら一発で天界送還。

最悪酒場の慰み者や。

話がそれたな。

出てきた酒を飲んでみた。

世界がかわったわ。

今まで飲んできた酒は酒やなかった。

そう思わせた。

このウチにや。

や、この言い方じゃ伝わらんな。

神に。神にそう思わせたんや。

ウチはその酒に夢中になった。

気づけば一本開けて財布がカラや。

恐ろしいと思うた。

神をも酔わせる酒に恐怖したんや。

でも、それよりも。

また飲みたい。

ウチの中の何かが、また飲ませろって叫ぶんや。

その後は、オラリオ中探し回って、ありったけのソーマを集めた。

でな? そんなかでおもろい話聞いたんや。

コレ、失敗作らしいで。

ウチはそれを聞いて居てもたってもられんくなってな。

ソーマん所に突撃した。

え? 追い返される?

ははははは!

そうやなぁ…普通そうやろなぁ。

でも、追い出されんかった。

なんでやと思う?

うん。そう合っとるで。

藻抜けの空や。

人ッ子一人おらん。

薄気味悪いホームやったで。

探索して、飽きて帰ろ思うた時やった。

居ったんよ。あのアホ。

『いらっしゃい』

なんて抜かしおった。

こっちに目も向けんで。鍬もって畑耕しとった。

ウチが何言うても空返事や。

その癖、ウチがソーマをくれって腰曲げたらなんて言うたと思う?

おぉ!? なんでわかったんや!? ベルお前天才か!?

まぁ、でも。ベルのよりもウザかったなぁ。

ほら、こんな感じや。

だが断る。

ってな。

そこから紆余曲折あって、色々
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