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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百六十九話
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れた…」

「じゃぁ私が洗ってあげるよ」

「そう? じゃぁお願いね束さん」

束さんがシャンプーを手にとって、泡立てる。

「束さんにあらってもらうのも久し振りだね」

束さん洗うの上手いんだよなー。

「みゃぉぉぉぉぉん…………」

おっと…油断してたら猫がでてきてしまう…

「お兄ちゃんお兄ちゃん」

「ゅ?」

ニュッと円香の手が伸びてきて顎に触れた。

垂れたシャンプーでぬるぬるしてるところをさわさわ撫でられる。

「にゃー…ごろごろ……」

みゃぅ…あ…まって…ごろにゃーん……

「みゃどかー…まってぇー……にゃふぅ…」

みゃおーん……。

side out







「ごろにゃーん…」

湯船の中で一夏は束に抱かれ、顔を首筋に擦り付けていた。

その頭には猫耳があった。

「お兄ちゃんって猫なのにお風呂嫌がらないんだね」

円香が手を伸ばし、耳をふにふにする。

「いっ君はもともとお風呂大好きだからね」

「一夏可愛いです」

ピョイと轟雷が一夏の肩に飛び乗り、ぷにぷにと頬をつつく。

「みゃぁぅ…みゃぅー…」

一夏が鬱陶しそうに顔を背ける。

「あとでご主人様を苛めてみましょう」

「ええ、そうしましょう」

マテリア姉妹が妖しく微笑むのだった。









風呂からあがったマテリア姉妹はイキイキしていた。

「ご主人様ー。猫じゃらしですよー」

「みゃぅ…みゃっ!」

「はーい、ざんねーん?」

ノワールとブランが猫じゃらしをさっと引く。

「あんまりいっ君を苛めすぎたらダメだよー?」

「わかってるわタバネ」

「引き際は弁えてるわ」

とノワールとブランが注意をそらした瞬間。

「みゃぅっ!」

「あ、とられた」

「あー…」

「ごろごろ……」

「あー…すごい顔ねご主人様」

「襲いたくなるわ。今度等身大の有機素体作って貰おうかしら」

マテリア姉妹はヤバい相談を始めた。

「一夏の耳ふさふさしてるー!」

「ふにふにー!」

一夏の頭に乗ったバーゼラルドとフレズヴェルグが猫耳を弄る。

「にゃぅ………みゃぅ?」

一夏が首を傾げる。

一夏が尻尾の先端を思い切り上に振り上げた。

「おわぁっ!?」

「きゃっ!?」

尻尾の先で遊んでいたスティレットと迅雷が空に放り出される。

スティレットは空中に浮遊し、迅雷は綺麗に着地した。

「な”ーご!」

一夏は背を弓なりに曲げ、尻尾を立てて威嚇する。

「はいはい、いっ君そんなに怒らないの」

唸り声をあげる一夏
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