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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百六十八話
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ったりするのか?」

コクンと頷いたのを見た千冬は、いっそうキツく刀を握りしめる。

「言っておくが、アレはもう死んでいるぞ」

「ワウゥ…」

「それでも助けたいんだな?」

「わふっ!」

千冬が空いた左手でジェヴォーダンビーストのくびもとをワシャワシャと撫で回す。

「クゥーン……」

千冬が撫でる手を止めると、少し寂しそうな声を出した。

「直ぐに終わらせてまた撫でてやるさ」

千冬は刀を構える。

「秘剣:切陰」

千冬の刀が大太刀のようなオーラを纏う。

「アリス、真空障壁」

千冬の正面に、真空の場が出来る。

厚さは1ミリ程だ。

「直ぐに、解放してやろう!」

千冬が駆け出すと、キメラは迎撃するように超音波メスを放つ。

しかし、真空障壁に阻まれ、千冬を攻撃する事が出来ない。

「キシャァァァァァァ!」

キメラが胴に接合された鎌を振り下ろす。

「硬化!」

千冬はソレを刀で受ける。

金属がぶつかる大音量が響く。

がら空きの千冬の脇腹に、もう片方の鎌が迫る。

「剛気功!」

横凪ぎの攻撃を受け、千冬が吹き飛ぶ。

咄嗟に剛気功でガードし、ダメージは皆無だ。

空中で姿勢を立て直して着地すると、千冬は二本目の刀を抜き、同じく切陰を纏わせた。

四本の足で地を蹴ったキメラが鎌を振り上げ千冬に飛びかかる。

再びの金属音。

千冬は一歩も動かず、キメラの突撃を受けきった。

「嘗めるなよ」

ギチギチとつばぜり合いの中、千冬は刀を大きく振り抜き、付け根からキメラの鎌を切り飛ばした。

「ギシャァァァァ! キシャァァー!」

叫び声をあげるキメラの首を、サマーソルトキックで蹴り上げる。

キメラ後ろにひっくり返りながら、尾を千冬に向ける。

その尾は、蛇だった。

蛇の口が開き、喉奥に火種が生まれる。

千冬が障壁を張ろうとした時。

「アオオオォォォォォォォォォォッ!!!」

ジェヴォーダンビーストの咆哮が、炎をかき消した。

「よくやった!」

空中で一回転した千冬が、二刀を構える。

「安らかに眠れっ!」

光の刀身が、ジェヴォーダンビーストを十字に切った。

その霊体だけを切り裂く剣は、仮初めの命を、死者を冒涜する術を絶ち切った。

「クゥーン……」

ジェヴォーダンビーストがキメラのそばに身を寄せる。

「ジェヴォーダンビースト。これからどうする?」

「クゥーン……」

ジェヴォーダンビーストは千冬の手に顔を擦り付けた。

「一緒に、来るか?」

「あふっ!」

千冬は刀を量子格納庫に入れると、ジェヴォーダンビースト
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