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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百五十七話
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文化祭初日オープニングセレモニー後。

「なー、この服着る必要あんの? 汚したら元も子もないよ?」

「大丈夫! 織斑君ならどうにかしそうだし!
という訳で宣伝も兼ねてこれ着てから文化祭廻ってね!」

「ふぁっく……」

「お? 夜のお誘いかな?」

「誘ってねーですよ…。まぁ…いいけど…」

「え? 私の処女貰ってくれる?」

「そっちじゃねぇよ!」

「あ、できれば弾君と廻ってあげてほしいなぁ…なんて…」

「腐ってやがる……」

「いやぁ、夏コミは稼がせてもらったよ…」

「待て! 何の話だ!?」

「大丈夫、箒ちゃんと千石先生には許可をとったわ」

「おい箒!?」

「ん? ああ、売上の二割がお前の通帳に入っているはずだぞ」

「……しるか!?」

「うるさいぞ。着替えさせてやるからこっちへ来い」

箒は衣装班班長から”うつくし姫”のドレスをひったくり、小脇に一夏を抱えて出ていった。

「んー…ま、いっか」











「なぁ、これ絶対目立ってるって」

一夏は回りから向けられる視線を感じて、問いかける。

「そうだな」

一夏の後ろに控える箒が頷く。

「安心しろ、私もめだっているからな。お前だけではないと考えれば気も楽になるだろう?」

一夏が着るのはうつくし姫の衣装。

箒が着ているのは魔女の衣装だ。

私物の黒いワンピースの上から黒いローブを羽織り、三角帽子を被っている。。

更には捻れた木の杖を持っている。

「なぁ、箒。その杖まさか…」

「うむ。純サイコEカーボン製の上から塗装した物だ。お前が使えばビームくらいは弾けるだろうな」

「なぜそんな物を…まぁ…いいか」

箒は歩くたび、コツコツと杖を鳴らす。

「ちなみに、一番下だけ木製だぞ」

「なぜそこまでこだわったんだ…」

「これなら補導される事もあるまいとおもってな」

「むしろされそうだが…」

「なに、見た目も重さも表面の成分分析も全て木製だと結論が出るだけだ」

「束さんに頼んだのか?」

「いや、ラボで自作した」

「そっか」

「文房具と日用品を一揃いサイコEカーボンで作ってみた。
これで下校中にリリムキッスをブーストぉあ!?」

一夏がブスっと箒の脇腹を突いた。

「ぐ……剛気功は発動していたはず…」

「気功を無視して攻撃する技もあるって覚えとけ」

「こんどおしえてくれ……」

「気が向いたらな」

そんな風に話している二人だが、その周囲には自然と人があつまる。

目立つ二人が目立つ格好をしているのだから当たり前ではある。

「これ、来週から学
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