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異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う
攻撃に向かう
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に介入されたってことか。……とはいえそれを調べるのはこれから後ね。わかったところでどうにもならないし」

 そうルーシーがため息をついた所で俺は気づいた。

「なあルーシー、さっきルーシーは未来予知で知っているなら俺への攻撃がないのはおかしいって言っていたが、このシステムに介入したなら、俺がここに来るのが分かっていたんじゃないのか? キャサリンだって知っていたし」
「それは、どういう意味?」
「敵は“不完全”な情報しか、介入して得られていない」

 そう、推測を口にした瞬間、ルーシーが楽しそうに笑った。

「なるほど……とはいえ、そのうち保護(プロテクト)を強化して介入できないようにしてやる。そして、私の自慢のシステムの信頼性を損ねた敵には、報復してやる……」

 ルーシーが怖いことを呟いていたが、とりあえず俺はルーシーが女神な事は適当に誤魔化して、敵が知っている情報は、俺への攻撃がないのを考えると不完全なのではといった話をするとアイル神官長は少し笑顔を取り戻し、

「そうですか、まだ戦えるかもしれないのですね。……行きましょう」

 そう言って、アイル神官長達は歩きだし、俺達もそれについていく。
 やがて道なき道を進み、森の中で何者かが集まっている小さな広場のような場所にたどり着いたのだった。

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