暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2252話
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間違いない。
 もっとも、以前サイド6のリボーに行った時のように変装をすれば話は別だが……そうなればそうなったで、向こうにいるのはある程度長期間になる以上、ルナ・ジオンの方で政治が回らなくなってしまう。
 ……セイラがサイド7に行きたいという気持ちは分かるんだけどな。
 元々医者を目指していたセイラは、サイド7でもそういう活動をしていた。
 それを半ば自分勝手な理由で辞めてきたのだから、その辺の事が気になっていてもおかしくはない。
 世話になった相手に、挨拶をしたいという思いもあるのだろう。

「そうだな。今は色々と難しいから無理だろうが、ジオンの独立戦争が終わって、俺達と連邦軍との問題もどうにかなったら……そうなれば、改めてサイド7に行けるようになるかもしれないな」

 もっとも、その時にサイド7が残っているのかどうかは分からないが。
 何しろ、ジオン公国はこの独立戦争を始めてすぐにサイド3つを半ば壊滅状態にした。
 その時の被害を考えれば、サイド7に攻撃を仕掛けないとも限らない。
 ……というか、この世界の主人公がアムロである可能性がほぼ確定である以上、そのアムロがMSに乗るという状況を考えると、サイド7にジオン軍が攻撃を仕掛けるという可能性は十分にある。
 で、恐らくルナツーかどこかに避難して、そこでも何かあった事により、今は民間人のアムロがMSに乗る……という事になるのか?
 もしくは、アムロがルナツーで軍人に志願して、それでMSパイロットになるのか。
 意外と、アムロが何らかの理由でルナツーに旅行か何かで向かい、そこでジオン軍が戦争に巻き込まれる……いや、おい、待て。
 そうなると、もしかして今回のルナ・ジオン軍がルナツーを攻略するのが影響してアムロがMSパイロットになるという可能性もあるのか?
 サイド7に行ったら、まだアムロがコロニーにいるのかどうか、しっかりと確認した方がいいな。

「そうね。出来るだけ早くそうなるといいんだけど。……キャスバル兄さんと、どうにか接触する必要もあるでしょうし」

 そう告げるセイラだったが、キャスバル……シャアとの接触がここまで出来ていないとなると、ほぼ確実に向こうからこちらとの接触を避けていると考えた方がいいだろう。
 だが、独立戦争が終われば、シャアと接触する機会も増える……が、同時に向こうが雲隠れする可能性も高い。

「いっそ、キシリア……いや、シャアはドズルの部下か。ドズルにシャアをこっちにやるように注文してみたらどうだ? もしくは、まだ先になるだろうけどドロス級をこっちに運んでくる時に指名するとか」
「そうね。でも、向こうが素直にこちらの要望を聞いてくれるかしら」
「……どうだろうな。その時の状況によって変わってくると思うけど」

 赤い彗星とい
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