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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第56話:02
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頬を膨らませる。

「酷ーい!信じてないでしょ!?アグモンもテイルモンもメイクーモンも酷いと思わない!?」

「アア、ウン。ソウダネ、ブイモンハ酷イネー」

「信ジテアゲルワヨ。信ジラレナイケド」

「信ジルダガン」

アグモンもテイルモンもメイクーモンも全然信じてないと顔と口調が見事に語っている。

「うわああああん!!皆大嫌いだああああ!!」

パタモンがアーチ状の涙を流しながら号泣する。

「さて、これからどうする?」

「はぐれた仲間と合流、若しくは何とかヒカリ達にSOSを送ることが出来れば…」

ブイモンとテイルモンがこれからについて話し合う中、アグモンとメイクーモンが奥に向かう。

どうやら何かを発見したのか声を張り上げた。

「ブイモン!!テイルモン!!」

「2人共、こっちに来て!!」

「何だ?」

「何かあったの?」

泣き叫ぶパタモンを放置してブイモンとテイルモンはアグモンとメイクーモンの元に向かう。

「…………ま、待ってよー!!」

放置されたことに気付いて慌てて追い掛けるパタモン。

「おお、これは…!!」

「勇気の紋章…」

「違う、炎属性のデジメンタルだ。今で言うなら勇気のデジメンタルってとこかな?」

テイルモンの呟きにブイモンが訂正を入れる。

「刃が生えた駝鳥の卵みたい」

「はっ倒すぞ」

アグモンの呟きにブイモンが睨むと、ブイモンが勇気のデジメンタルに触れる。

「懐かしい感じがする。多分これは今まで俺達が使っていたデジメンタルデータをデジメンタルとして復活させた奴だな。よっと」

ブイモンが勇気のデジメンタルを軽く持ち上げる。

久しぶりに感じた勇気のデジメンタルのエネルギーにブイモンは満足そうな笑みを浮かべた。

「あ、穴から光が…」

メイクーモンが目を見開いて勇気のデジメンタルが置かれていた場所から放たれた2つの光。

それは洞窟の外に勢い良く飛び出していった。

【……………ポカーン】

呆然となるブイモン達であった。

一方現実世界では、パソコン室には大輔達と太一と芽心が来ていた。

「さて…それじゃあ、デジタルワールドに行きますか?」

「「うん」」

「おう、頼むぜ」

「お願いします」

「急ごう大輔、誰かが来たら面倒だ。特に藤山先生は面倒だから」

「「え?何で藤山先生の名前が?」」

何故ここで太一と芽心の小学校時代の担任の名前が出て来るのか分からずに2人は疑問符を浮かべていた。

「「「藤山先生はパソコン部の顧問です」」」

「「ええ!?藤山先生、パソコン出来るの!?」」

「「「勿論出来ません!!」」」

「「ガ
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