暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第45話:駄菓子求めて
[1/2]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
太一は転校して間もなくお台場に慣れていない芽心にお台場を案内していた。

「で?メイクーモンは元気か?変なことになってないか?」

「いいえ、メイちゃん。ブイモンと一緒にいられるようになってから更に元気になって…時々ブイモンと一緒に飛び出していくから少し元気すぎるくらいなんです」

「そうか…」

「メイクーモン!!駄菓子屋に急げ!!新発売のジャンボチョコどら焼きをゲットするんだ!!」

「だがーん!!」

太一と芽心の真横を通り過ぎていくメイクーモンとメイクーモンに跨がったブイモン。

あいつらもう姿を隠すつもりはないようだ。

「…あいつらもう姿隠す気ないだろ」

「あ…ははは…」

堂々と街を爆走しているブイモンとメイクーモンに太一と芽心は引き攣った笑みを浮かべる。

しかし、新発売のジャンボチョコどら焼きとやらも気になるので追い掛けることにした。

しばらく進むと結構古い駄菓子屋がある。

「おばちゃーん、ジャンボチョコどら焼きくれー」

「メイもー」

「あいよ」

「(凄え、あの婆さん。ブイモンとメイクーモンにビビるどころか普通に応対してる)」

「(ブイモンはこの駄菓子屋さんによく来てるのかしら?随分馴染んでるけど)」

「お客様は神様だからねえ」

「「…!?」」

駄菓子屋のおばちゃんが不敵な笑みを浮かべながらこちらを見た。

自分達の存在がバレてる…。

「「?」」

ジャンボチョコどら焼きをかじりながら疑問符を浮かべるブイモンとメイクーモン。

「(おい、何者だよあの婆さんは!?俺達隠れてんのに何でバレた。)」

「(さ、さあ…)」

ジャンボチョコどら焼きを食べ終え、駄菓子をお小遣いで購入した後、駄菓子屋を後にする2体。

因みに子供ビールを結構な量を買っていきました。

「あいつらここに良く来てんのかな?婆さんの態度からここの常連っぽいけど…」

「ど、どうでしょう…あ、ミニドーナツがありますよ」

芽心が指差したのは一口サイズのドーナツである。

「あ、これうめえんだよな。お、うまい棒もある…俺チーズ味が好きなんだよなあ。次にめんたい味」

次から次へと目に映る駄菓子に太一は次第に籠に駄菓子を入れていく。

「私はチョコをコーティングしたのが好きです。」

芽心も駄菓子を籠に入れていった。

「ああ、それも美味いな。おお、これは!?」

「あ、このチョコ菓子美味しいですよね。中に入ってるチョコクリームが…」

「そうそう」

ボノ○ンみたいな物と思って下さい。

会話が弾み、気付けば沢山の駄菓子を手に取り、購入していた太一と芽心。

駄菓子屋のおばちゃんのニヤリという笑みに
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ