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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第五十一話 合流 1
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リー。シャーリーに助けを求めるアスカ。なかなかカオスば現場である。

「相変わらずねぇ……マリーさん。アスカが困ってますから」

アスカの慌てっぷりに苦笑しながら、シャーリーがマリーを起こす。

「その件はもう終わってますし。それに、オレは手柄が欲しくて対AMFを考えた訳じゃないですから!」

まさかここにきて蒸し返されるとは思わなかったのだろう。面白いくらいにアスカはキョドっている。

(でも、本当に凄い事なのに、あんなにアッサリ捨てる事ができるなんて……アスカは凄いわ)

アワアワしているアスカを見て、ティアナはそう思った。

以前はその事に嫉妬もした。だが、今は素直にそう思う事が出来る。

(救ってくれたんだ……アタシの心を)

自然と、アスカを見る目が熱っぽくなるティアナ。

「どうしたの、ティア?」

「!!!!!!な、な、何でもないわよ!?」

いきなりスバルに声を掛けられ、ティアナも狼狽える。

こちらでティアナが軽くパニクっている間に、アスカの方は落ち着きを取り戻していた。

「うん。ありがとうね、アスカ。私も用事があってしばらく六課にいる事になるから、デバイス関係で何かあったら、気軽に相談してね。あ、もちろん、みんなもだよ?」

マリーはニッコリと笑う。

(あ、カワイイ)

と思っても、さすがに口にはしないアスカ。年上にカワイイは失礼だろうと、どこか古くさい考えを持っていたりする。

「おし。じゃあ紹介が済んだ所で、さっそく今日も朝練行っとくか」

ヴィータが気合いを入れる。

「「「「「「はい!」」」」」

元気に返事をして、それぞれがバラケるフォワード。

ティアナはヴィータに、スバルとギンガはなのはについていく。

「ライトニング、集まって」

フェイトの号令に、エリオ、キャロ、フリード、そしてアスカが集まろうとする。

ガシッ!

だが、フェイトの下に行こうとするアスカの肩をシグナムが掴んだ。

「……離してください、シグナム副隊長。オレはハラオウン隊長の所に行かなくちゃいけないんです」

「お前の担当は私だ。こっちに来い」

そう言って、逃げようとするアスカをズルズルと引っ張って行くシグナム。

そんないつもの光景がくりひろげられていた。

柔軟体操をしているギンガに、なのはが近づく。

「ギンガ。ちょっとスバルの出来を見てもらっていいかな?」

「え?は、はい」

一瞬戸惑ったギンガだったが、すぐに返事をした。

「一対一で軽く模擬戦。スバルの成長、確かめてみて」

試すように、なのはが言う。

「はい!」

なのはの意を読みとったギンガは、大きく返事をした。

そして、そ
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