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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
遥かに遠き刻の物語 〜ANSUR〜 V
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――Episode Rusylion Saintest Asgard 2

ヴィーグリーズにて行われる、過去ルシリオンと槍皇ラピスの決闘。

「私も・・・死ぬわけには・・・いかないんだ!!」

自分は死ぬわけにはいかない、という言外に語るラピスに、過去ルシリオンもそうは言い返した。しかしラピスの圧倒的な槍術の勢いに彼は後退を強いられる。

「はっ・・・!」

「ぅぐ――しまっ・・・!」

女の一撃とは思えない強烈な振り下ろしに耐えきれず、片膝をついてしまったルシリオン。ラピスはすぐさま“フォイルニス・ブルート”を縦に回転させ、石突きでルシリオンの顎を狙う。ルシリオンは一瞬とはいえ、攻撃が止んだその隙を狙い、全力で後退して直撃をから逃れた。

「その程度で私の攻撃範囲からは逃れられないよ・・・!」

――魔槍(トイフェル・ツー・シュトーセン)――

ラピスの正確無比、強力かつ高速の刺突がルシリオンを襲う。ルシリオンは反応するが完全には避けきれずに、右肩を深く裂かれることになった。

「っがっ・・・ぐぅぅ!」

――凶鳥の殺翼(コード・フレスヴェルグ)――

「っ! 足掻くのはやめなさい!!」

息を荒くしているルシリオンを中心として急激な気圧の変化が生じる。そして起こる無数の風の刃。ラピスはそれを肌で感じ、流れるような動きで回避していく。驚愕するルシリオンを横目に、ラピスはルシリオンを討とうと“フォイルニス・ブルート”を構えた。ルシリオンは本能的に死を感じ、距離が開いた隙に残りの神器群をラピスへと降らせる。

「遅い。真技・・・!」

真技。
魔術師の固有魔術の中でも鍛えに鍛え、究極の一にまで練度を高めた最高の固有魔術。その威力や効果は個人個人では違うものの、まず間違いなく当たれば必殺となる術式だ。

ラピスは神器群を回避し終え・・・

「終わりだ!!」

――腐壊浄槍(フェアヴェーゼン・シュラーク)――

“フォイルニス・ブルート”の解放された能力・“腐殺”と、魔術・“障壁貫通”を一体とした必殺の一撃を、ルシリオンへと放つ。

「目醒めよ、神槍・・・グングニル!」

ルシリオンは咄嗟に“グングニル”の神秘を解放する。そして両刃剣のような穂の腹でラピスの一撃を止めた。直撃の際の衝撃に吹き飛ばされはしたが、真技をどうにか防御することが出来た。両者の間合いが15mと離れる。ラピスは必殺の真技を防がれたことに驚愕し、ルシリオンは距離が開けたことに安堵した。

「距離を開けられたのはまずかったな、騎士!」

――第二波装填(セカンドバレル・セット)――

ラピスの前に現れたのは、先程と同じ数くらいの神器群。

「そ、そんな・・・!?」

勝利を確信していた
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